本日のゲストは、先週に引き続き、是松聖悟さん(49歳)。
大分大学医学部地域医療小児科分野の教授です。
子供たちの発達障害について、なんとなく、多くなってきたように感じていらっしゃる是松さん。
個性ととらえた時代はよかったけれど、落ち着きのない子、マイペースな子、自己中心的な子、得意と苦手のデコボコがある子。
病名のつく子は全体の5%程度。でも、3人に1人は、グレーゾーン。
大人はどう接するのがいいのでしょう。
見方を変えることが大事。コツがあるんです、と是松さんはおっしゃいます。
コツ!
「たとえば、10時間じっとしといてください。と言われて、できますか? できないですよね。
1時間がまんして動いた時に、落ち着きがない!と怒られたら、やってられないですよね。
10時間が、彼らにとっては10分なんです」
あぁぁ、よくわかるたとえです。
「かんしゃくを起こす子がいますね。でももし大切なものを壊されたら、誰でも怒りますよね。
それが彼らには、毎日起こるんです」
ほぉぉ、なるほど、、
「5歳児健診というのがあります。法律で決められているものではありませんが、子供の得意なところを伸ばそう、苦手を克服しようという思いで、自治体によってやっているところがあります。この5歳児健診を推進した市では、不登校の子供が減ってきているのです。個性を伸ばそう!の土壌が育ってきているのですね。このことを世界に発信したくて、英語で論文を書きました。そうしたら、英語部門の3位に選ばれたのです。地域から発信できるんですね。とてもうれしかったです」
素晴らしい!!!!!
ところでお話は変わりますが、、、
是松さんは、『ぶんごみゅうじっくれえだあ』にご出演なさったことがおありだとか…???
「あははは、ええ、フォークデュオをやっていて、10回ぐらいかけていただいたかな」
すごーい!常連さんじゃないですか!
…もうひとつ、インサイダーな情報が、、、
プロレスをやってらしたんですか???
「あははは! 大分医大時代に、医大プロレスというのがありまして。タイガーマスクというレスラーがいたんですよ。その友達でした、わたし」
・・・友達・・・?
「ええ、わたしだけが知っている、タイガーマスクという人で、よく首を鍛えてましたね。ドラゴンスープレックスや、フライングボディアタックといった技をかけてました」
・・・ご本人では・・・?
「いえいえ。友達。」(笑)
引き出しのたいへん多い是松聖悟さん。ためになるお話や楽しいエピソードをありがとうございました。
ぜひまた遊びにいらしてくださいね。
是松さんのリクエストは、シカゴ/素直になれなくて
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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