本日のゲストは、竹田市総合文化ホール『グランツたけた』から、伊達奈都紀さん。
「竹田は水がきれい、星空がきれい、気分がしゃきっとします」
別府市育ちの伊達奈都紀さん。
長年、コンテンポラリーダンスの企画を個人的にやっていました。
そのうちに劇場で働いてみたいなぁとぼんやり考えるようになり、
タイミング良くグランツたけたの職員に空きが出て、
「いまだ!」と飛び込んだのでした。
とても癒される劇場だと、奈都紀さんはご自身の直感に大満足です。
グランツたけたはいま、「マダム・バタフライ塾」を開講しています。
竹田市には、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」のモデルが2人もいるんですって!
ひとりはグラバー邸の主人、トーマス・グラバーさんの奥さん、ツルさん。
この方、岡藩士の妻だったことがあるんです。岡藩といったら、竹田ですね。
それに、ちょうちょうの紋付を好んで着てらしたそうで、ふむふむ…においますな。
もうひとりは、オカネさん。
10代で長崎に行き、ピエール・ロティさんというフランス人の現地妻になりました。
ところがロティさんはすぐにフランスに帰ってしまいます。
15年後(そんなに長く!)、ふたたびロティさんが日本にやってくるのですが、
会いたいと乞うオカネさんを…無視!ひどい!
その後オカネさん、洞窟で物乞いをして暮らすという…なんという後半生。。
ロティさんは、「お菊さん」という小説を書きました。
これをもとに、アメリカのジョン・ルーサー・ロングさんが「蝶々さん」を書き、
お芝居として上演されます。
この「蝶々さん」のお芝居を見たプッチーニさんが、オペラ「蝶々夫人」を作ったんです。
…ちょっと、すごくない?!?!?!
竹田市と蝶々夫人のつながり。
グランツたけたは、「マダム・バタフライ」プロジェクトとして、さまざまな行事を仕掛けています。
上でご紹介した「マダム・バタフライ塾」もそのひとつ。
2月20日(土)21日(日)は、演劇ワークショップ「if〜もしも、から始まる想像体験〜」。
3月13日(土)14日(日)は、長崎でのフィールドワークを予定しています。
そして、2023年には、竹田市オリジナルオペラを制作予定!
うわぁ〜〜壮大!
本日のゲストは、グランツたけたから、伊達奈都紀さんでした。
リクエスト曲は、
マリア・カラス「ある晴れた日に」
私はまだうかがったことがないので、ぜひうかがいたいです。
グランツたけた、すごい!
伊達さん、ご出演ありがとうございました。
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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