本日のゲストは、藤本智子さん(54歳)。音に恋して半世紀少女♪
大分市出身で、OBSの近所で育ちました。「OBSも建物が大きくなりましたね…」と、感慨深げ。
あ…手元にある「ぶんご みゅうじっく れえだあ」の中に、智子さんのお名前発見^^
多感な時期は、フォークソングの全盛期。中学の先輩のコンサートに行ったのがきっかけで、智子さんもフォークギターを始めます。その先輩は、大分のアマチュアバンドを牽引していた「クロスワード」のリーダーでした。
中学生の智子さんは、お小遣いを貯めてギターを買います。3,000円のナイロン弦のガットギターでした。
カセットテープに録音した音楽を聴きながら、弦をつまびきます。幼稚園からピアノを習っていたので、耳で音を取ることができたのです。最初に弾いた曲は、NSPでした。
「(雑誌)明星の付録の歌本にNSPの曲があって、コードが3つか4つで、これなら弾けそうと思いました、笑」。当時の明星の歌本は、ほんとに便利でしたよね。
懐かしい音叉(おんさ)を持って来てくださいました。チューニングマシンなどのない時代(あるいは高価だった時代)、みんなこれでチューニングしました。ギターは両手を使うから、歯にくわえて使うのがいいとか。音叉を使ったほうが音感がよくなるそうですから、若い人にもおすすめです。
智子さんが人前で演奏したのは、高校に入ってからです。母校の大分舞鶴高校の文化祭は、大分文化会館で開催されていました。
「文化会館といえば、当時のミュージックシーンの聖地ですよ。そのステージに立てるんだ!って、うれしくなりました」。智子さんはのちに大親友になる同級生に声を掛け、2人でユニットを組み、日々練習。…が、高校1年、2年…校内オーディションでは、残念な結果に…。しかし3年で見事合格!あこがれの文化会館のステージに立つことができたのです。その時に演奏した曲が、本日のリクエスト、ハイファイセットの「フィーリング」でした。
懐かしいフレッシュ・サウンズ・コンテストのチラシです。1980年のもの。ゲストにクロスワード、越美晴の名前が…
智子さんは現在、大分市鶴崎で「Live spot Honey Beat」というライブハウスを経営しています。50歳になる少し前にオープンしました。自分がライブハウスを始めるなんて、予想もしていなかったそうです。きっかけをくれた人とのご縁がありました。
年齢を重ねると、人とのご縁を深く感じますね。そしてそのご縁を大切にしたいと思います。
藤本智子さん、これからも音でご縁を紡いでくださいね。
本日はご出演、ありがとうございました。
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それではまた来週、お相手はミチコでした。
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