本日のゲストは、多田利浩さん(50歳)。エルトン・ジョンのファン歴およそ37年の半世紀少年です。
お仕事は染師。日出町の『藍染工房びぜんや』がご実家です。
中学、高校は大分市へ通い、大学は東京へ。大学卒業後、大手の音楽事務所(とても有名なところです)にお勤めの後、帰郷して家業を手伝うようになります。25歳の頃でした。染師になって四半世紀少年なのですね。
多田さんは、自然の風合いが心地良い作品を作り続けています。工房では縫製もしていて、東京のデパートなどに洋服や着物を納品しているそうです。
11月13日(水)~18日(月)、工房で一般向けの販売をするそうですよ。
場所はこちら。http://hijinavi.com/?p=389
♪♪♪
多田さんはエルトン・ジョンと長いお付き合い。出会ったのは、中学2年の時でした。ベイ・シティ・ローラーズ、KISS、かぐや姫などが流行っていた頃で、エルトン・ジョンは、まだそれほど認知されていないアーティストでした。
上京後、ファンクラブに入ります。1985年でした。やがて副会長に選ばれます。
1988年、エリック・クラプトン来日。
この公演に、エルトン・ジョンがスペシャルゲストでやってくる!という情報が入ります。
エルトン・ジョンが日本で演奏するのは14年ぶり。多田さんにとって初めてのライブです。
これはなんとしても、日本にもファンクラブがあって応援していることを伝えたい!
多田さんたちは、エルトン・ジョンにメッセージカードを送ることを思いつきます。
レコード会社に問い合わせると、快諾の返事。そしてさらにうれしい驚き!
エルトン・ジョンが泊まるホテルへ直接届けることを許されたのです!
ファンクラブの会長と前会長、多田副会長の3人は、その日、エルトン・ジョンの待つ部屋へ……
ついにあこがれの人とご対面~!!!!!
エルトン・ジョンは、イギリスから遠く離れた極東の地に自分のファンクラブがあり活動してくれていることに、とてもとても驚き、喜んでくれました。多田さんにとっても、生涯忘れられない素晴らしい時間となりました。
コンサートのオールアクセスエリアのパス。
さらにさらに、コンサートからしばらくして、レコード会社からサプライズ・プレゼントが届きます。
それは、エルトン・ジョンの写真と、直筆のサインでした。サインにはTo Toshihiroと丁寧に書かれていたのです・・・
エルトン・ジョンとはその後、香港コロシアムでも再会。
2007年3月25日にマジソン・スクエア・ガーデンで行われた還暦コンサートにも、多田さんは飛んで行きました。
ウーピー・ゴールドバーグがオープニングアクトを務め、クリントン元大統領も来ていた大きなコンサートだったそうです。
↑還暦コンサートのパンフレットと、大人になって古本屋で見つけた1974年2月号のミュージックライフ。
リクエスト曲は、エルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」
多田さんとお話をしていると、夢は叶うんだなぁ…と強く感じます。
私もまだまだ夢を持っていきたいと思いました♪
多田利治さん、ご出演ありがとうございました。
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それではまた来週、お相手はミチコでした。
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