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5月16日放送分

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   2021/05/16

50/50 Hearty Party!!

本日のゲストは、安部雅枝さん。障がい者アートをサポートする活動をなさっています。
明るいオレンジ色のシャツがお似合い。
おしゃれに着こなして、ご本人がアーティストかと思いました!
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安部さん、もともとは看護師さん。17年間、看護師をなさっていました。
その安部さんが障がい者アートの世界に入ったのは、自閉症の息子さんの絵がきっかけでした。

 

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↑息子さんが小学生の時に描いた動物

 

息子の安部侑朔(ゆうさく)さんは、小学5年生の時に、「元気のでるアート」に参加しました。

 

「元気のでるアート」はこちら
https://genkinoderuart.com/
展示会を通じてデザイナーの目にとまり、侑朔さんの作品を使ったノベルティの提案が、やってくるようになったそうです。

 

選挙権年齢が18歳に引き下げられた時の、大分県の選挙キャンペーンのクリアファイルに使われた侑朔さんの作品。
力強い赤が印象的なハシビロコウの絵でした。記憶に残っているかたもいらっしゃると思います。
この年、侑朔さんも18歳になりました。

 

安部雅枝さんは、リトルアトリエスイッチという屋号で、障がい者アートのグッズ化を進めています。
ことし、女性起業家のビジネスコンテストに入賞しました。
プレゼンテーションしたのは、廃棄されるのぼり旗を使ったクラフト作品を、障がい者の方に作っていただくこと。
制作過程で出る残り布も、アート作品に仕上げる、というものです。

 

 

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↑こちらがのぼり旗を使ったトートバッグ。もとは、街路ではためくのぼり旗です。信じられませんね

 

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↑左は、のぼり旗の残り布を使ったアクセサリー、そして右は、侑朔さんの絵

 

安部雅枝さんからのリクエストは、エゴラッピンの「GO ACTION」

 

安部雅枝さん、ご出演ありがとうございました。

 

最後に、リトルアトリエスイッチの名前の由来をおうかがいしました。

 

「おじいちゃんの家の離れで絵を描きはじめた息子、そこは彼の小さなアトリエ=リトルアトリエでした。
絵を描く時に、パチン!とスイッチが入るように切り替わるのが面白くて、
リトルアトリエアスイッチという名前にしました」

 

ほほえましいエピソード♪

 

障がい者アートの作品は、大分市府内町の大分銀行赤レンガ館 Oita Made Shopや
県立美術館OPAMのミュージアムショップでも見つけることができるそうですよ。

 

そのほか、お問い合わせは、リトルアトリエスイッチ 090-2087-5278までどうぞ。

 

それではまた来週、お相手はミチコでした。

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