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大分大学教育学部の准教授です。      
      
都甲さん、生まれは東京都。      
幼稚園は千葉県。      
小学校は、佐賀県の吉野ケ里遺跡の近くの村立小学校へ。      
5年生から大分市の鴛野小学校に転入。      
中学、高校は神奈川県の横須賀へ。      
      
そして大学は名門、お茶の水女子大学へ。      
生活科学部 生活環境学科 生活工学講座に進学されました。      
工学という名が付いた女子大の枠組みは当時、初めてのことだった
       
      
      
大学を卒業後、大学院に進まれた都甲さん。      
どういう研究をなさっていたのか、      
修士論文についてうかがいました。      
      
「マスターコースでは、ジーンズの洗い加工の研究をしていました
インジゴ(インディゴ)染めのジーンズをオールド加工する時に、      
部分的だとやすりをかけますが、全体にする時は、ストーンウォッ
軽石と一緒に、ごろごろと洗うんです」      
      
わ!懐かしい!      
記憶にあります。      
オールド加工のジーンズのポケットに残っていた、白い砂のような
      
「そうそうそれです! お話が通じてうれしいです!       
軽石で洗濯すると、そんな風にカケラが残ったり、なにより洗濯機
"セルラーゼ"という酵素を使うようになり始めた時代でした。      
繊維はセルロース、これを切る酵素がセルラーゼ。      
セルラーゼを使うことでストーンウォッシュと同じ効果が得られる
柔らかくなってはきやすくなるんです」      
      
ほぉ、、、      
ジーンズって、はきふるした感がかっこいいから、オールド加工な
はきやすい、体になじむという実用的な意味もあったんですね。      
気づかなかった~      
      
ファッションの中に隠れている生活科学、う~む。わかったようで
しかし楽しい! 都甲先生のお話をまだまだうかがいたい!      
ということで、来週も続きをお願いしちゃいました!      
      
リクエスト曲は、宇多田ヒカルのColors      
      
都甲由紀子さん、ご出演ありがとうございました。      
      
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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