本日のゲストは、大分市出身、
東京交響楽団コンサートマスター。
バイオリニストの水谷晃さん。
昨今は、ドラマでも有名ですね、コンマスという呼び名。
もうおひとりは、iichiko総合文化センターの八坂千景さん
お二人をお迎えしてお話をうかがいました。
3歳からバイオリンを始めた水谷さん。
お母様がバイオリンがお好きだったからでしたが、
水谷さんはむしろお嫌いだったとか。
「あなたがしたいと言い出した」と、
なんとなく、言いくるめられながら?(笑)
練習を続けた子どもの頃。
一方で、とても元気な少年だった水谷さんは、
大分市立中島小学校で楽しい毎日を過ごしました。
(中島小学校は統合されてなくなり、碩田学園になりました)
10歳まで大分市。その後、
お父様のお仕事の関係でインドネシアへ。
到着したばかりの1週間は、リゾート地にいる気分を楽しんだそう
…が、
現地のインターナショナルスクールが始まると、とたんに憂鬱な日
日本人が水谷さんだけだったからです。
中島小で明るかった少年は、一転寡黙な男の子に。
(インドネシアではバイオリンの先生が見つからなかったので、
あんまり練習せずにすみました。
その点は少し、うれしかったそう)
ある日クラスで、
ひとりずつプレゼンテーションをすることになりました。
水谷さんは言葉がうまくしゃべれないので、バイオリンを弾くこと
すると途端に周りの視線が変わりました。
バイオリンを弾く子がいない上、
レベルの高い演奏をする水谷さんにクラスメートはびっくり。
一目置かれる存在になったのでした。
きらいだったバイオリンが水谷さんを助けてくれたのですね。
なんだかんだ、お母さまに感謝ですね!
さて、八坂千景さん♪
おひさしぶりです。
噂によると、グランシアタが一時閉館だとか・・・
「そうなんです。耐震工事に入り、14ヶ月お休みの予定です」
4月1日から、グランシアタも音の泉ホールも、しばらくのあいだ
大分県の文化を引っ張ってきたホールがしばし閉館するって、寂し
でももっと素晴らしいホールになって再開してくれるでしょうから
閉館直前、現グランシアタの最後の公演は、ジュニアオーケストラ
このコンサートで水谷さんは、
メンデルスゾーン バイオリン協奏曲(通称メンコン)のソリストをつとめられます。
ジュニアオケでの水谷さんは、教えるというより、
「僕はこういうふうに弾いてみようと思う。なぜかと言うとね…」
とわかりやすく説明しながら指導してくださっています。
すると、目に見えて(いや耳か?)、子どもたちの音色が変わって
八坂さんは熱を込めて話してくださいました。
ジュニアオーケストラを、子どものオーケストラと、あなどるなか
すばらしい演奏を聴かせてくれます。
3月26日(日)14時開演
ぜひ、iichikoグランシアタへ!
https://emo.or.jp/event/5856/
水谷晃さんからのリクエストは、
岩崎宏美
「始まりの詩、あなたへ」
水谷さんが群馬交響楽団に在籍してらしたころ、
同じ舞台に立ったご縁から、リクエストしてくださいました。
というわけで、
本日のゲストは、バイオリニストの水谷晃さんと、
iichiko総合文化センターの八坂千景さんでした。
楽しい時間をありがとうございました。
ジュニアオーケストラのコンサートが楽しみです♪
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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