2023年度の最終日。
明日からは、またいろいろが変わる節目の日です。
今年度はたいへんお世話になりました。
来年度も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
本日のゲストは、小野不二野さん。
劇団「不二野座」主宰者です。
小野さんは、大分市のお生まれ。
高校の時に演劇部の先生から誘われ、
以来、演劇にどっぷりと。
それまでは、まったく興味がなかったのだそうです。
なんといっても、お声が良いんです。
低音のベルベットボイス。おそらく想像するに、
演劇部の顧問の先生も、
小野さんの声に惚れ込んでのスカウトだったと思います。
うん。違いない。
演劇部では、さまざまな役にチャレンジし、ロミオとジュリエット
当時の市川染五郎さん(現 松本白鸚さん)のハムレットを録音し、耳からセリフを覚えること
大学は、東京の桐朋学園大学短期大学部の演劇専攻に進学。
同期に、中村梅雀さんが、先輩に高畑淳子さんが、後輩に大竹しの
演劇の勉強をしていく中で、たとえば中村梅雀さんですと、3歳か
演じる側から、演出側へのシフトです。
その後、いったん帰郷するなどの時期がありましたが、ふたたび上
「テイクハートカンパニー」という劇団を立ち上げます。
小野さんを慕う若い役者たちが集いました。
あるとき、大学時代の恩師であった安部公房さんの追悼公演を開く
客演でやってきた女優が、現在の奥さまの佑希美和さん。
この番組にも出てくださいました、こちらのかた。
https://obs-oita.co.jp/radio/5
人に歴史あり、ですね。
小野さんと奥さまは、2014年にふたたび、
大分に戻って来られ、不二野座を旗揚げされたのでした。
番組内におさまりきれないエピソード満載!
さて、来たる4月6日(土)と7日(月)
大分市のコンパルホール文化ホールで、
不二野座公演「無人駅~ホームな人々」を上演します。
小野さんのオリジナル脚本で
現在訴訟が続いている無人駅を取り上げた内容で、
目の不自由な方々のドラマが主線となっています。
東京から大西達之介さんという素晴らしい役者さんが来てくださり
コミカルな場面もあり、ほんとにおもしろい!
不肖ミチコも、弁護士役として出させていただきます!
恐縮です!
3公演ありますので、ご都合の良い回にぜひ、お越しください。
お問合せは、公演担当の佑希美和さん
090-3593-7188 まで
小野さんからのリクエストは、お芝居の最後、カーテンコールで流
顔晴れ(がんばれ)OKAYAMA 「幸福の黄色い道」
岡山は点字ブロック発祥の地なのだそうです。
小野不二野さん、ご出演ありがとうございました。
残り数日、駆け抜けてまいりましょう!
あたくしも、がんばります!
それではまた来週、
お相手はミチコでした。
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