OBS大分放送
50/50 Hearty Party!!

4月28日放送分

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   2024/04/30

本日のゲストは、仲本千津さん
東京からのお客様
まずはインフォメーション⭐
トキハ本店の2階で現在、
千津さんのブランド「RICCI EVERYDAY」のポップアップを開催しています
5月8日までです

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仲本千津さんのことを知ったのは、ライターの江口絵理さんから

江口絵理さんとは、「高崎山のベンツ」以来のお友達です。(お友達と呼ばせてね^^)
絵理さんが昨年お書きになったこちらの本、私も読ませていただきました。

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アフリカで、バッグの会社はじめました

まんまのタイトルですが、どういうこと…?
って、めちゃくちゃそそられませんか!

アフリカ・オタクを自認する千津さんが、この本の主人公。
千津さんは、アフリカの紛争に興味を持ち、大学、大学院でも研究をなさっていたひとです。

卒業後はメガバンクに就職し、丸の内支店に配属。
大手の銀行員で丸の内支店勤務。
あーた、トップオブ花形ですよ。
銀行もたいそう千津さんに期待していたに違いない。

なのに千津さん、2年半でお辞めになるんです。
なぬ!
銀行に勤めながらも、これでいいのかとずっと違和感を抱えていらしたそうで
そうか…アフリカが気になっていたのですね

すっぱり銀行を辞めたあとは、
NGOの笹川アフリカ協会に入り、大好きなアフリカへ毎月出向きます。

アフリカの各地を見てまわる中で、
ウガンダいいなぁ…と、ウガンダにとても魅力を感じるようになりました。
ウガンダの気候は大分の4〜5月が、一年中。
食べ物は美味しいし、雨が降るから緑も多い。
なにより治安がわるくない。
千津さんは、ウガンダでビジネスをしたいと、ぼんやり考えるようになりました。

ビジネスのネタ探しをしていたある日、ローカルマーケットを日本人の友人と歩いていると、
原色のとてもカラフルな壁が、目に飛び込んできました。

なんだろう?

近づいてみるとそれは、アフリカンプリントの生地をうず高く積み上げた店でした。
千津さんとお友達は時間を忘れ、「かわいい!きゃぁきゃぁ!」とはしゃぎながらアフリカンプリントとの出会いを楽しみました。

当時、アフリカンプリントの商品はあまり日本に入っておらず、
ここに商機を見た千津さんは
さっそくブランドを作ることにします。

千津さんがデザイン、
形にしてくれるのは、3人のウガンダ人女性。
製造態勢は整いました。
あとは、日本での販路…

その時に浮かんだのは、千津さんのお母様でした。
お母様は30年、主婦ひとすじ、外でお仕事をしたことはなかったものの、
きょうだい4人(千津さんはいちばん上)のスケジュールを完璧にマネジメントし、
病気など突発的な事態も臨機応変に対応し、PTA活動にも積極的に取り組んでこられた方でした。

できる!

千津さんには確信がありました。
問題は、お母様が、引き受けてくださるかということ…

まったくの杞憂でございました〜!

千津さんとウガンダ人女性3人、プラスお母様の5人で、
RICCI EVERYDAYはスタートを切ったのです。
(RICCIは、お母様と千津さんのお名前のミックスです)

お母様は、千津さんの期待以上に素晴らしい営業力を発揮してくれました。

デパートに、飛び込み営業、生まれてはじめての名刺交換
からの、ポップアップの確約を取り、ポップアップは行列ができるほどの大評判
最高のサクセスエピソードを生み出したお母様でした。

詳しいお話は、
江口絵理さんの本にも書かれていますので、そちらをお読みくださいね。

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お話が楽しくて、
時間がいくらあっても足りないほど!
次回は東京で?
もしかしたら、ウガンダで?!
私もウガンダに行きたくなっちゃいました!

仲本千津さん、ご出演ありがとうございました。
おからだ大切に、お過ごしくださいね。

と、お別れした数日後、素晴らしいニュースが飛び込んできました
「アフリカで、バッグの会社はじめました」が、
読書感想文全国コンクールの中学校の部の課題図書に選ばれたのです!
3冊のうちの1冊です!
書店さんにもたくさん並んでいると思いますので
ぜひ、手にとってお読みくださいね
元気をもらえますよ♪

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千津さんがお持ちのバッグがRICCI EVERYDAYのバッグ
トキハ本店で5/8まで
この楽しさ明るさを、感じに行ってみてくださいね。

それではまた来週、お相手はミチコでした。


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