蝉の抜け殻、大合唱、そして亡骸…
一瞬の命を輝かせる蝉…
本日のゲストは、小野目依さん(左)と、大野高子さん(右)
おおいた演劇の会よりお越しくださいました。
ご紹介くださるのは、
「蝉なきやまず~大分の空襲より~」
毎年、暑いこの時期に、
おおいた演劇の会が開く朗読劇です。
1945年
7月16日夜半から翌17日未明にかけて、
大分市はB29による焼夷弾の攻撃を受け、
市の中心部が大きな被害を受けました。
この空襲体験者の手記をもとに、
おおいた演劇の会が脚本を作り、
2010年より毎年、市内各所で上演しています。
ことしは8月31日(土)
iichiko総合文化センター アトリウムプラザ
15:30から 入場は無料
ミチコも2018年の公演を拝見しました。
迫りくる恐怖、死んでゆく家族、とてつもない絶望
しかし、蝉はなき続け、命をつないでいく
人間の愚かさを改めて感じる時間となりました。
小野目依さんは、
最近はおおいた演劇の会の事務局という印象ですが、
今回はひさしぶりに役者として朗読劇に参加なさるとのこと。
そして、大野高子さんも
防空壕の中で死にゆく女性を演じます。
大野さん、御年77歳。
ベテランの役者さん………と思っていましたら!
12年前の65歳からお芝居を始めたとか!
素晴らしい!
定年退職を機に、なんとなく、やってみようかなと飛び込んだ演劇
とりたてて興味があったわけでもなく、ほんとに、な~んとなく
役者さんになったというのですから驚きです。
ミチコも50歳からお芝居を始めましたけど、その上をいく大野さ
おふたりからのリクエストは、井上陽水「少年時代」
小野目依さん、大野高子さん、ご出演ありがとうございました。
8月31日は、大分市の花火大会。
朗読劇のあと、過去の、現在の
戦争、紛争を考えながら
花火を鑑賞できる幸せをかみしめたいと思いました。
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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