本日のゲストは、木元慎之助さん
杵築高校野球部出身。
杵築高校が甲子園に出場したときのキャッチャーです。
木元さんをご紹介するときに、
甲子園出場の華やかなプロフィールははずせませんが、
実はご本人、少し、違和感があるんだそうです。
木元さんは、高校を卒業後、
一浪して早稲田大学に入りました。
文化構想学部という、最近とても人気の学部です。
大学ではじめて会う人に、甲子園の話をするととても盛り上がりま
けれど木元さんの中には、
なにかひとごとのような、自分に違いないのだけれど、
まるで身内が褒められているような
そんな感覚がありました。
つきつめていくと、野球そのものに打ち込むというより、エラーを
迷惑をかけないように、のほうが大きかった、
純粋に野球をやった、というより、ひとつのことをそつなくこなす
行き着いたのだそうです。
そして、木元さんが選んだ学部は、答えのない学部。
「思ったことを書きなさい」
目に見えない思いを言葉にすることが大事な学部。
大学で木元さんは、自分の違和感のもとに向き合ったのでした。
大学生がやるといわれることは全部、
アルバイト、インターン、留学、ボランティア…
起業以外はすべてやったとおっしゃいます。
そもそもの好奇心に、学生時代の経験がプラスされ、
開拓精神を養い、メンタルが強くなりました。
昨年、大学生のときに唯一しなかった"起業"をなさいました。
お仕事の内容は、広報コンサルティング。
10年ぶりにふるさと杵築に帰った時、人や景色の美しさに感動し
ポスター、チラシ等、紙での宣伝、
ホームページ、SNS…
ぜんぶできる人はなかなかいません。
別々に発注してる方が多い。
それら全部を一ヶ所で
それが木元さんの強み。
木元さんの会社は、カッチ株式会社
KATTIと表記します。
ヴァリューの"価値"と、
韓国語で"一緒に" togetherの意味があるカッチ。
勝つという意味もあるのかと思いましたら、
ノー。
勝たなくてもいい
ひとりじゃできない価値を一緒に。
最終的に勝つことになるかもしれませんけどね。
自信あふれる笑顔です。
「だから若い皆さんは、いちど外に出ましょう
物理的な距離を取ることを推進します!」
外に出たからこそわかる、ふるさとの良さって
ありますものね。
「外に出るメリットは2つ
相手を知ることができ、
自分のことを客観的に知ることができる」
番組をお聴きくださった方はおわかりでしょうが、
会話のスピード感、頭のキレ!
ついていくのがやっとのミチコでした、笑。
木元さんからのリクエストは
甲子園で強豪校とあたり大負けしたときに元気をくれた曲
DREAMS COME TRUE
「何度でも」
木元慎之助さん、ご出演ありがとうございました。
ますますのご活躍が楽しみです!
それではまた来週、お相手はミチコでした。
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.