本日のゲストは、原田佳夏さん。
職業は、著述家。
ご本人は、「物語屋」と名乗ってらっしゃいます。
大分市出身、東京都在住。
中野区の一部に、飛び地のように新宿区が入っているエリアがあり
だから、新宿区民ながら、おうちから近い中野区のシェアリングスペースの運営に関わってらっしゃるとのこと。
ふむふむ。
ことしの春、豊後FUNAIミュージカルの打ち上げでお会いした
そこからつながりが生まれ、今回ご出演が叶いました。
原田さんは、さまざまな舞台や映画の脚本、小説もお書きになりま
ゼロからの時もあるし、
「こんな話にしたい」という要望に応えて作り上げることも。
たとえば、
10月6日に上演された「Kaguya」は、
かぐや姫をモチーフにした舞台を作りたいという依頼があり、
物語の大枠を作りました。
ですからKaguyaでは、原作者として紹介されています。
原田さんは、
2021年、ちょうど3年前の10月に
「波の地図」という本を上梓されました。
表紙はパステルカラーのイラスト(実は都道府県がコラージュされ
背表紙にも揺らぎが。
ページをめくるとさまざまな波について
文章と絵でつづられています。
それぞれのページには、何か仕掛けが隠れているのではないか、そ
イラストは、なかひらまいさん。
オールカラーで
画集のような、図鑑のような感じなのです。
文章とイラストがよく合ってる〜︎
実際、当初は、辞典シリーズに入る予定だったのが、
波の地図というタイトルにおさまり、新書サイズの素敵な本に仕上
波。
人波、波紋、音波…
知ってる波も、知らない波も、波がたっくさん。
こんな波も。。、
かめはめ波~!笑
今回、波のお話をなさるということで、波に関係する曲を原田さん
藤井風 「ロンリーラプソディ」 ”人波”が歌詞に。
さだまさし 「檸檬」 ”波紋”が歌詞に。
中島みゆき 「世情」 ”シュプレヒコールの波”が歌詞に。
そして、若い頃からのファンだという、鳥越タカシさんの「置時計
原田佳夏さんの「波の地図」は大手の書店をはじめ、
アマゾンでも購入できます。
とても手のかかった素晴らしい本です。
1,500円+税は、破格だと思います。
さて余談ですが、
"波"でわたしが思い出したことを、最後に付け加えてみます。
ユーミンの「さざ波」という曲。
”私だけの10月”という歌詞が出てくるのですが、
原田さんが「波の地図」を出されたのが、10月。
放送も10月。
波と10月ってなにか縁があるのかしら…?
お話をしていくと、共通の知人がちらほら。
中学高校は私の後輩。
なにか…繋がってますね。
寄る年波、ではありますが、記憶をさかのぼりながら、またじっく
原田佳夏さん、ご出演ありがとうございました。
波の地図、大切にいたします。
それではまた来週、お相手はミチコでした。
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.