もう半世紀ほど前になります。
大分県に伝説のジャズフェスティバルがありました。
城島ジャズイン!
50代以降の方は、きっとご記憶にあるでしょう。
そしてその記憶は、大分県民としてある種の矜持を含んでいるでし
城島ジャズインは毎年、8月の第一日曜に、城島高原で開催されて
本日はまさに、8月の第一日曜。
ということで、
ジャズにお詳しい分藤準一さんをお招きして、
城島ジャズインの思い出とともに、
出演ミュージシャンの音楽を届けてまいります。
分藤さんよろしくお願いします♪
現在とは違い、高原の夏は涼しく心地よいものでした。
午後からスタートする城島ジャズインには、調理器具などを持ち込
あちこちでバーべーキューをしながら音楽を楽しむという開放的な
コテコテのジャズから、80年代にブームとなったフュージョン、
夕暮れ時になると女性ヴォーカルがメロウな曲でムードを盛り上げ
日暮れとともにどんどん疾走感を増していく。
ミュージシャンも観客も一体となり、ひとつのかたまりのような世
特に、1982年の城島ジャズインは、国際ジャズフェスティバル
3日間、素晴らしいメンバーが大分にやってきました。
カーメン・マクレエ、秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド
城島高原の再開発まで、当地で開催されていたジャズインはその後
大分が生んだ最高にかっこいいイベントでした。
8月の第一日曜。
本年、2025年の8月の第一日曜は気温が35度以上まで上がり
当時のジャズインは暑くても30度には届かなかったでしょう。
もうあのようなイベントを、真夏に開催することは難しくなってま
時の流れはせつないもの。
大切な思い出として残っている時間。共有した友、仲間たち。
表には見えない、イベントを支えたスタッフの皆さんに
あらためて感謝の気持ちを抱いた、8月の第一日曜でした。
お届けした曲は、
●渡辺貞夫 Masai Steppe
●カーメン・マクレエ Take Five
●本田竹広 朝日の如くさわやかに
●秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド March of the Tadpoles
●The Square Maybe I’m Wrong
最後の曲は、城島ジャズインのラスト、お客さん送り出しのテーマ
●Dinah Washington Goodbye
でした。
ひでちゃん秘蔵の城島ジャズインオリジナルタバコ
すげぇ~~!とってあったんだ!
これはもう、プライスレスですね!
分藤さんも大喜び!
というわけで、本日のゲストは、分藤準一さん。
城島ジャズインについてうかがいました。
ご出演ありがとうございました。
来週は、県外のジャズフェスについて、ふたたび分藤さんとご一緒
どうぞお楽しみに。
(ミチコのやらずの後悔のひとつは、ジャズインが開催されていた
参加できなかったことであります! 残念すぎる~!)
それではまた来週
お相手はミチコでした。
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