ようやく涼しくなってきた…でしょうか。
美しい日本の四季が、二季になりつつあるのは残念な限り。
秋をしっかり味わいたいミチコです。
日本の生活で切っても切り離せないもの…と思っていた畳。
しかし最近は、和室のないおうちも増え、
畳屋さんはなかなかに苦戦を強いられています。
畳って本当に気持ちが良いですけどね!
本日のゲストは、大津留畳店の大津留洋一さんです。
こんにちは!
まずは、畳ってどんなふうに作られているのでしょう。
実はよく知らなかったりします。
「畳の材料のい草は刈り取った後、泥に浸けて乾燥させます」
え、泥に浸けるんですか!?
「そうなんです。泥に浸けることで光沢も出ますし、畳の甘い香り
ふむふむ。
この畳表を反物のように巻いたものが、畳屋さんに届けられるわけ
畳の中身(畳床)は?
「稲藁を圧縮したものです。刈り取った田んぼに、藁の束がひっか
はいはい!ありますね!
あれが畳の土台になるんですね。
まさに、SDG‘sじゃありませんか!
畳を変えるタイミングはいつ頃ですか?
「10年に1度の表替えを目安におすすめしています」
なるほどなるほど。
(現在は、畳表、畳床ともに、別の素材を使うこともあります)
さてさて、リクエスト曲は、マイア・ヒラサワのBoom!
この曲は、九州新幹線全線開通を祝したCMソングでした。
沿線で地元が方々が並んで新幹線に手を振る、派手さはないけれど
たくさんの方々の思いにあふれた素敵なCMでした。
ところが開通の直前に東日本大震災が起こり、さまざまなイベント
実はこの時、い草の産地の八代市の方々とともに、長い畳表を作り
長い長い畳表は、結局、日の目を見ぬまま。
その時の残念な気持ちと、
だけど負けないぞという思いを込めて、リクエストしてくださいま
大津留洋一さん
ご出演ありがとうございました。
い草農家さんが減ってきたり、
畳屋さんが少なくなったり、畳を取り巻く環境は厳しさを増してい
だけど畳は、なくなってほしくないから、
私は畳の上でゴロンします。ちょうど良い季節になりました。
あ、うちの畳、10年過ぎてるかも…
ところで。。。
九州新幹線全線開通に取り残されている大分県と宮崎県。
このもやもやが解消されることはあるのでしょうか。
ま、今日のところはいいや、笑
それではまた来週
お相手はミチコでした。
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