2025年最後の放送は、ある“1年”にフォーカスした選曲でお
その年は、1982年。
さぁ、皆さんはおいくつでした? まだ生まれてない?
私は、19歳でございました。
バブル前夜といいましょうか。世の中に明るさがあった時代です。
映画「E.T.」が大ヒット。
あぁ…思い出した。デートだったんだけど、どこかの映画館で、吉
さて、そんな1982年をチョイスしたのは、ミキサーのひでちゃ
中学3年生だったひでちゃんにとって1982年はエポックメイキ
ステレオを買ってもらったのです!
プレイヤー、デッキ、アンプ…それぞれ好きにチョイスし自分のス
ひでちゃん、基本的に音楽は、エアチェック。
中でもNHK-FMは、録音を前提としてくださってたんでしょう
アーティスト名、曲紹介のあと、一拍おいて曲が始まり、フルでか
ラジオの前で、かかるのを待ち、この一拍の間にカセットデッキの
50代後半の方にはご記憶のある、緊張マックスの一連の動作です
ひでちゃんもそうやって曲のラインナップを増やし、知識を深めて
素晴らしいマシンが加わったというわけです。
レコードプレイヤーが手に入ったから、
お小遣いをためてレコードを買うことができるようになりました。
だから1982年は、ひでちゃんにとって、ことのほか思い入れの
選曲は、
・松任谷由実 「昔の彼に会うのなら」
アルバム「パール・ピアス」から。ひでちゃんが最初に買ったLP
・矢野顕子 「愛がなくちゃね」
自在な歌声、踊り舞うようなピアノテクニック…色褪せないひでち
・デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ 「カモン・アイリーン」
陽気なビデオクリップが記憶に残っています。まさにデキシー、カ
・オリビア・ニュートンジョン 「フィジカル」
エアロビが流行ったんだよねぇ。セクシーインストラクターと、で
・忌野清志郎&坂本龍一 「いけないルージュマジック」
口紅のCM曲でした。坂本龍一さんは翌年、ライバル会社の化粧品
・ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー 「エボニー&アイボリー」
黒鍵と白鍵、黒人と白人。ボーダーレスな思いやりをさりげなく全
音楽はいつも一歩先。明るい未来が待っている。
そんな予感が漂う幸せな時代でしたね。
あれから43年も過ぎたのか…ってことに、あらためて驚きます。
だって当時生まれた赤ちゃんがもう、中年だぜ。
2025年のしめくくりは、
1982年に漂っていた幸せの予感も一緒に、ひでちゃんセレクト
さて、2026年1月4日、新年最初の放送は、1982年の翌年
1983年は、ミチコにとって思い出深い1年なのでございますよ
↑ 2025.11.竹田市の名瀑前にて
ことしも1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
どちらさまも、良いお年を!
それではまた来年!
お相手はミチコでした。
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