今日のゲストは、ciDrone株式会社 代表取締役社長 山田潔文さんでした。

今年の6月10日に設立した『ciDrone株式会社』は、ラジコン用オートパイロットや空撮装置の企画・製作・販売をおこなっています。

山田さんは子供の頃から飛行機が大好きだったそうです。その気持ちを持ち、ベンチャー企業「Ｋ－ＳＴＡＧＥ」を創業されました。そこで小型無人飛行機の開発に取り組む中、大分県産業科学技術センターを通じて、ＧＰＳに関する技術をもつ事業者と出会い、ベンチャー企業「Ｋ－ＳＴＡＧＥ」の“小型無人飛行機の技術”と“ＧＰＳの技術”を融合させて“新たなモノを生み出すことができるのではないか”と意見をもらったことが『ciDrone株式会社』の生まれるきっかけとなりました。

普段は一般向けドローン製作中心に事業を展開しています。一般向けというのは地方自治体、大学、警察などで利用されているもので、おおよそ3～5キロのカメラを装備できるのだとか。ドローンは各地でも落下事故が発生していますが、そんな中、ドローンの性能を多角的に確認し、保守点検のできるプログラムを開発したいと現在考案中。というのも、ドローンにはさまざまな可能性があると熱く語っていただきました。
自然災害をはじめとする被災地の状況把握はもちろん、大分では高崎山でサルを観察しながらの生態調査。ほかにも鹿やイノシシが農地を荒らしたりする実態を確認することもできます。また田畑では、広域に短時間で農薬を撒くことが可能となったりと、セキュリティーとしての役割も担えます。

山田さんは、より安心安全となる製品を心掛けていますと、これからの開発への想いをお話いただきました。

 

《お問い合わせ先》
ciDrone株式会社
賀来北2-20-8
電話：097-585-5630（ものづくりプラザ内）