今回のゲストは、15回生の渡辺達也さんでした。雄城台高校に赴任されていた時はコーチ、監督として野球部に携わっていました。今年も夏の甲子園は大いに盛り上がりあましたが、雄城台高校の野球部の話をする時に必ずと言っていいほど話題に上る平成元年の甲子園をかけた決勝戦。渡辺さんはその時の野球部のキャプテンを務めていました。
試合は、台風が近づく空模様の中行われ、9回まで進みます。4対3とリードしているところで激し雨の為一時中断。雨天コールドで甲子園が決まったかと思われましたが、ルールによりノーゲームで再試合が決定。そして再試合。甲子園出場を決めたのは、鶴崎工業高校でした。甲子園に一番近づいたといわれる伝説の試合です。試合の後の気持ち、その年テレビで甲子園の試合を見た時の気持ちなど、今でも蘇ってくる当時の思いを静かに思い出しながらお話をしてくれました。また、土砂降りの雨の中、スタンドから必死のたくさんの応援をもらったことがとても嬉しかったと、周りの人への感謝を忘れない今も昔も変わらない高校球児らしい思い出も。後輩のみなさんには「甲子園出場など、自分たちを超える活躍を期待したい。今回は高校時代の話だったので、次は指導した時の頑張ってくれた生徒たちの話をしたい」とも。そして「今はかけがいのない青春の時。1分1秒を大事に楽しんで欲しい」と現役の高校生の皆さんへメッセージを送ってくれました。
次回の番組タイトルコールは3年4組の皆さんの予定です。
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