本日のゲストは、カメラマンの佐竹裕文さん。
カメラマン…とご紹介しようとしたら、「写真屋さん」と軽く修正が入りました。
作品づくりというより、撮ってくださいと言われるものを撮る職人だから、”写真屋”という呼び名がいちばんしっくりくるんです。
素敵なこだわりですね。
人を撮るのが好き。人物の撮影は、人が好きじゃないと撮れないですよね。
「写真館をやっているので、予約して来られる方がほとんど。
ササッと撮って、となると、人となりが見えてこないので、どういう人で、どういうことを望んでいるのか、その入り口を見つけてから撮影に入るんです」。
最高の笑顔を引き出し、一瞬をキャッチ!
「料理撮るのも好き。
自分が食べたらどういう味なのかな、を考えながら、この料理をどう料理しようかと思う」。
目で味わえるように。
面白くて深いお話です。
還暦になった佐竹さんは、セカンドステージを考え始めました。
「洋ラン栽培をしたい。次の人生は、育苗屋になること」。
きっかけは、もう30年以上も前、平成元年、新婚の頃です。
奥さんがスーパーで観葉植物をもらってきました。
結婚して初めての植物、大事に育てようとお水をたくさんあげていたら、
腐らせてしまいました。ショックでした…
それから勉強をしました。
当時、ネットなんてまだないですから、本からの情報です。
観葉植物の本を買って読んだんですね。
そうしたら、その本の後半が、洋ランの特集でした。
そこから、ランに興味を持ち始めたのです。
花が落ちたランの鉢植えを安く買い、家で栽培を始めたところ、立派に花がついたのです。
これでハマっちゃいました。
佐竹さんは、洋ランの原種に思いをはせます。
私たちが目にする胡蝶蘭などは、品種改良を重ねた花ですが、原種は小指の先ほどの大きさなのだそうです。
この秋は、手作りの温室が完成しました。
これから「佐竹」ブランドの蘭が、市場に出回るかもしれませんよ。
リクエスト曲は、
坂本九の「を向いて歩こう」
正面を、その先を向いて進んでいる佐竹裕文さん。
ご出演ありがとうございました。
ミチコもセカンドステージ、何か見つけたいです!
観葉植物は枯らすから、別のものを探します!
それではまた来週、お相手はミチコでした。
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