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2013/06/03
今日のゲストは、宮井竹工所 代表 宮井義信さんでした。
1970年創業の宮井竹工所は、国東町で、竹ざるや鬼おろし、三脚重ね脚といった竹製品を製造販売しています。
その中でも、今回は、改良を重ねた末に完成した、鬼おろしをお持ちいただきました。
おろしの刃の部分は竹、取っ手や枠はヒノキでできているので、とても良い香りがします。
以前は、刃の部分の竹の繊維が食材に対して横向きだったため、刃が折れたというクレームがありました。
試行錯誤の末、縦向きに変えた結果、刃こぼれしにくい現在の形に仕上がったそうです。
この鬼おろしで、大根やリンゴ、レンコン、ニンジンなどをおろすと荒切りされるので、細胞を壊さず、水分を保ったまますりおろすことができます。
試しに、プラスチック製のものと、鬼おろしで、大根をおろして比べたのですが、プラスチック製のものは、酸化して時間とともに、色が変色していきますが、この鬼おろしでおろしたものは、長時間、すりおろした時の色や味をキープできました。
味は、みずみずしく、大根の甘みも残っていました。
鬼おろしはネットでも販売していますが、大好評で現在約1ヶ月待ちの状態です。
今後とも、消費者のニーズに答え、先を見据えた、より良い製品作りに努めていきたいと話していただきました。
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