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大山商事エコ物語(第80回)

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   2017/04/26

大山商事エコ物語

今回も、大山商事株式会社 総務部広報・企画の日野綾香さんにお話しを伺いました!

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吉田アナ:早いもので、番組開始から7年が経ち、8年目のスタートとなりました。今月からは、私、吉田諭司が、大山商事がどういう事業をされている企業なのかをはじめ、たくさんのエコに関するお話しをお聞きしたいと思います。

よろしくお願いします。

日野さん:はい、よろしくお願いします。

Q.まずは、「大山商事」がおこなう“リサイクル”には、どのようなものが

あるのか教えてください。

A.はい。

代表的な物として「鉄くずリサイクル」、「非鉄金属リサイクル」、「自動車リサイクル」、「FRP船リサイクル」など、産業廃棄物を処分してリサイクルするのが主な業務内容です。

 

Q.なるほど。それでは、たとえば古くなった「自動車」のリサイクルですが、その解体処理は、具体的にどのような工程で行われますか?

Q.はい。まず、大山商事では、1日平均200台の自動車処理を行っています。使用済み自動車の解体処理ですが、最初に、解体の事前処理工場でオイルや

フロンガスの抜き取りを行います。また、その際に、エアバッグの処理も行います。その後、自動車解体場へ持っていき、エンジンや足回りの鉄を外し、シュレッダーにかけます。そのシュレッダーで「鉄」と、鉄以外の「アルミ」などの選別をします。また、処理をする際に発生した「スポンジ」などは、専門の処理工場に運んで再利用します。

 

Q.処理が済んだ「鉄」や「アルミ」などは、その後、どうするのですか?

A.船やトラックで国内外へ運搬し、利用されています。

Q.「ゴミを出さずに、再利用する」・・・徹底していますね。

それでは、「農機具」のリサイクルはどのようにおこなうのですか?

A.トラクターや耕運機など、ディーゼルエンジンを搭載した物は、海外でそのまま利用されることが多いのですが、それ以外の物は、自動車と同様の処理をします。

 

Q.「医療機器」はどうするのですか?

A.そのままの状態で中国などに輸出し、現地で分解・処理をしています。

Q.それでは、漁船やモーターボートなど、繊維強化プラスチックで作られた

「FRP船」はどのようにリサイクルされるんでしょうか?

A.はい。

FRP船は解体した後、破砕・選別をして、高熱を加え、再利用できるように

処理を行います。また、オイルや油は、再び燃料として使えるように処理をします。

吉田アナ:なるほど。よくわかりました。どうもありがとうございました!

(終わり)

大山商事株式会社
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