『大山商事エコ物語』 今回は、 大山商事株式会社 総務部広報・企画
河崎さおり さんにお話を伺いました!
Q,では、今回も、改めて、大山商事がどういう事業をされている企業なの
かをお聞きしたいと思います。
A. はい。
私たち、大山商事は、鉄くずや自動車、農機具などを買い取りリサイクルしています。リサイクルの作業をする際には、環境にも配慮していて、なるべく重機を使用する時間を少なくしたり、燃焼の際には、地球温暖化の原因となるCO2や粉じんの排出を抑えています。
Q. では、具体的には、どんな物をリサイクルしているんですか?
A. 鉄くずのリサイクル、鉄ではない、非鉄金属のリサイクル、自動車の
リサイクル、FRP船のリサイクルなどです。
Q.では、それぞれのリサイクル方法を教えて頂きたいと思うのですが・・・、
まず、自動車からお願いします。
A. はい。使用済み自動車の場合、解体処理を行った後、シュレッダーで小さく破砕し、鉄と鉄ではない物、いわゆる非鉄に選別します。その後、選別された、「鉄」や「非鉄」は、原料として船やトラックで国内外の製鉄所へ運搬します。
Q.なるほど~。では、次に農機具の場合はいかがでしょうか?
A.ディーゼルエンジンで動くトラクターや耕運機なども、基本的に自動車と同じ処理を行うことでリサイクルしています。
Q.リサイクルしているもので、「医療機器」というのもあるらしいですが・・・
A.はい。医療機器は分解してリサイクルの原料としています。
Q.あと、先程、「FRP船」もリサイクルできるとおっしゃっていましたが、まず、
「FRP船」とはどんな船の事ですか?
A.FRP船のFRPとは、ガラス繊維などをプラスチックに入れて強度を強くしたものなんですが、その特殊素材FRP「繊維強化プラスチック」で造られた船を、FRP船といいます。漁船やモーターボートなどがそうです。
Q.そのFRP船はどうやってリサイクルするんですか?
A.まず、解体して、その後排出された「FRP破材」を破砕し、選別します。その後、セメントの原料としてセメント工場で焼成します。
Q.船などには、オイルなども残っていると思いますが、それらは?
A.はい。オイルは解体前に抜き取り、再生油の原料として燃料等にリサイクルされます。
~よく、わかりました。河崎さん、ありがとうございました!
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