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大山商事エコ物語(第21回)~こんなリサイクル法なんですね!

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   2012/02/22

大山商事エコ物語

毎月第4水曜日に「村津孝仁の朝感ラジオ」の中でお送りしています『大山商事エコ物語』。

今回は、大山商事株式会社 総務部広報・企画 河崎さおり さんにお話を伺いました。

 

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村津アナ:まず、改めて「大山商事」がどんな事業をしているのか教えて下さい。

河崎さん:はい。鉄くずや自動車・農機具などを買い取って、環境への配慮にも気を配りながらリサイクルを行っています。

 

村津アナ:では、今月は、その「リサイクル」の工程を詳しくお尋ねしていきたいと思います。まず、どんなものをリサイクルしているんでしょうか?

河崎さん:はい。「鉄くず」、「非鉄金属」、「自動車」、「FRP船」などをリサイクルしています。

 

村津アナ:なるほど。色々なものをリサイクルしているんですね~、

では、以前から何度もお尋ねはしていますが、復習の意味も込めて、自動車のリサイクル方法から教えて下さい。

河崎さん:わかりました。

まず、自動車を解体した後、シュレッダーで鉄と、鉄ではない「非鉄」と呼ばれるものに選別を行います。

その後、処理された鉄や非鉄は、船やトラックで国内外へ運搬することでリサイクルを行っています。

 

村津アナ:ありがとうございます。では、農機具などはいかがでしょうか?

河崎さん: はい。

農機具の場合、トラクターや耕運機など、ディーゼルエンジンのものは、海外でそのまま利用されることもあります。

それ以外は、自動車と同様の処理を行います。

 

村津アナ:あと、医療機器などもリサイクルされていましたよね。

河崎さん:はい。

医療機器の場合、そのままの形で中国などに輸出します。

そして、現地で、分解され、処理される流れになります。

 

村津アナ:最後に、FRP船のリサイクルについて教えてください。

河崎さん:わかりました。

まず、FRP船についてですが、特殊素材のFRP「繊維強化プラスチック」で造られた

船の事で、主に、漁船やモーターボートなどの船の事です。

このFRP船のリサイクルは、まず、解体した後、FRP素材を砕いて、選別などを行い、

セメント焼成などの処理を行います。

さらに、オイルや油は処理した後、燃料として再利用しています。

村津アナ:河崎さん、ありがとうございました!

大山商事株式会社
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