本日のゲストは、津田慎之祐さん。音楽広く深く!な半世紀少年の2回めです。
さっそく、
ドナルド・フェイゲン「The Nightfly」の話題から。
このアルバムは、ミュージシャンのためのアルバムと言われるほど緻密に作り込まれた名盤。
ミチコも持っています。
今週も一緒にトークに入ってくれたミキサーのひでちゃんは、「ジャケットを見た時はハードロックだろうと思ったんですが、聴いたらすごいおしゃれでびっくりしました」というエピソードを披露。
ラリー・カールトン、ジェフ・ポーカロ等、一流ミュージシャンが多数レコーディングに参加しています。
聴いたことがない方は、ぜひぜひおすすめですよ!
ジャンル変わって、クラシックへ。
津田さんは、アルゲリッチ音楽祭にボランティアとして関わっていました。
「アルゲリッチさんは、(当たり前ですが)すごくピアノのうまい人。そのうまい人が鬼のように練習する。うまいのにまだ練習する。すごい人です。このアルバムのリリースの年を見て。ほら、2011年でしょ。東日本大震災の年です。あの時は、音楽祭がほとんどキャンセルになったのに、アルゲリッチさんは『私は行く』と言って来てくださった。ほんとにすごい人です。本番の最中に指揮者とけんかしたとか、ショパンコンクールの選考に文句を付けたりとか、武勇伝もたくさん持ってる人(笑)」。
別府を気に入ってくださってるなんて、たいへん栄誉なことですよね。
表情豊かに話してくださる津田さん。
津田さんは、同志社大学の学生時代、輸入のオーディオショップでバイトをしていました。そこには、輝くばかりの世界の名品が並んでいました。
「オーナーは、ワルツを流しながら楽しそうに歌い、カーンと能面を彫る人でした。こんなにかっこいい大人がいるんだ!と思いましたね。以来、人生の師匠です」。
昨年、師匠がお亡くなりになるまで、お付き合いは長く続いたそうです。
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津田さんは大分市の某百貨店(ばればれ?)にお勤め。CDコーナーに配属された時期がありました。
音楽の知識にはそこそこ自信があったので大丈夫だろうとタカをくくっていたら、ある日、ご高齢の女性から、「大月みやこは…?」の質問。
演歌はエリア外だったのです。
それから大月みやこも勉強しましたよ!勉強家なんです。
ロック、プログレ、ジャズ、クラシック、演歌…あらゆるジャンルの音楽のお話が、ポンポンと軽快に飛び出す津田慎之祐さん、ご出演ありがとうございました。
名残惜しいですが、お別れの時間です。
リクエスト曲は、ドナルド・フェイゲンの「The Goodbye Look」。
また遊びにいらしてくださいね!
番組へのリクエストやメッセージは、おはがき、ファックスでお寄せください。
宛先は、870-8620 OBSラジオ「50/50 Hearty Party!!」まで
ファックスは、097-558-5071 です。
それではまた来週。
お相手はミチコでした。
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