記事 > OBSラジオ > だいぎんサタデイコンサート > 【篠崎ミュージックアカデミー 大分・臼杵教室】 NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎氏をゲストに迎えて
2017/04/19
今回のコンサートのピアノ伴奏を務めた高校3年生の藤田凜太郎さん。上記プロフィールにあるとおり、将来が楽しみなピアニストです。コンサート前に篠崎さんに藤田さんのことをお聞きしたところ「彼は、持っている音楽、そしてステージ度胸も素晴らしい」とおっしゃっていました。藤田さんが小学校の時に、篠崎さんは 「彼は天才だよ」と言ってNHK交響楽団のみなさんに紹介したそうです。4月29日にお送りするのは篠崎さんと藤田さんによるベートーヴェン作曲 クロイツェルソナタから第3楽章。実はこの曲、小学生だった藤田さんが篠崎さんに「こんど一緒に演奏する機会があったら、この曲をしたいです」とお願いした曲だそうです。放送では時間の都合で第3楽章のみですが、コンサートでは全楽章が演奏されました。お二人とも楽しんで弾いているのが客席からも伝わってきました。小学生の時の共演から5年。藤田さんにとっては日本の第一人者に成長を見せる場だったのかもしれませんね。コンサートでは藤田さんのピアノソロ、3つの演奏会用練習曲第3番変ニ長調「ため息」(リスト作曲)も演奏されました。上記「試聴」からお聴きください。
【篠崎ミュージックアカデミー 大分・臼杵教室】 NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎氏をゲストに迎えて | |
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放送日 | 2017/4/22,4/29 |
出演者 | 篠崎史紀(しのざき・ふみのり/ヴァイオリン) 高橋かおり(たかはし・かおり/ヴァイオリン) 藤田凜太郎(ふじた・りんたろう/ピアノ) |
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プロフィール | 「まろ」の愛称で親しまれている篠崎史紀(しのざき・ふみのり)さん。高校卒業後ウィーンに留学し、その翌年にコンサートデビュー。ヨーロッパの主要なコンクールでも数々の入賞を果たされました。1997年に34歳で、日本を代表するオーケストラのひとつNHK交響楽団のコンサートマスターに就任されて以来、今日まで“N響の顔”としてソリスト、室内楽奏者、指導者として国内はもとより海外でも活躍しています。また大分とのご縁も深く、iichikoグランシアタジュニアオーケストラの芸術監督も務めていらっしゃいました。現在は桐朋学園大学や東京藝術大学などでも後進の指導にあたっていらっしゃいます。 篠崎ミュージックアカデミー大分・臼杵教室の講師 高橋かおり(たかはし)さんは大分県立芸術文化短期大学付属 緑丘高校を卒業後、大分県立芸術文化短期大学 器楽専攻卒業、および認定専攻科修了。大分の若手演奏家とNHK交響楽団の団員による「MAROプロジェクト」では2007年と2010年、2012年にアンサンブル部門で出演されました。2011年からはZeneszek Thoth(ゼネーセク トート)代表として演奏会を企画し、好評を得ています。またiichikoグランシアタジュニアオーケストラの アシスタントトレーナーも務めていらっしゃいます。 ピアノの藤田凜太郎(ふじた・りんたろう)さんは大分大学教育学部付属中学校を卒業。現在 東京藝術大学音楽学部付属音楽高校 ピアノ専攻の3年生です。第37回 大分県音楽コンクール第1位。小学校6年生のときに今日ご出演の篠崎史紀さんによる「マロプロジェクト」で特別賞を受賞し、篠崎さんと共演しました。その他、全日本学生音楽コンクール本選でも入賞するなど将来が楽しみなピアニストです。 |
演奏曲目 | (4月22日) デュオ・コンチェルタンテ1番 第1楽章(ヴァイオリン二重奏) 作曲:ベリオ (4月29日) クロイツェルソナタ 第3楽章 (ピアノ・ヴァイオリン) 作曲:ベートーヴェン |
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