OBS大分放送

2月1日 ON AIR!

記事 >  OBSラジオ > NO STAGE NO LIFE! > 2月1日 ON AIR!

   2023/02/01

NO STAGE NO LIFE!

No Stage No Life!」ステージナビゲーター飯田裕美です。

2月1日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪

 

elisabeth_A3_omote

(公式HPより)

 

今回は、131日に博多座にて大千秋楽を迎えた「エリザベート」の話題をお届けいたしました。

1996年日本初演以降、最もチケットが取れないと言われているミュージカルです。

 

時は19世紀、オーストリア皇后エリザベートの少女期から晩年までの波乱万丈の数奇な生涯を描いた実話に基づく作品です。

 

2020年公演予定がコロナ禍で全公演休止となり、昨年10月より再演されてきましたが、残念ながらこれまたコロナ禍の影響で各地の千秋楽は遂げることができず、博多座での公演が一体どうなるのかと、私まで緊張の数日を過ごしておりました。

休演が続いたことと、なんといっても宝塚時代からタイトルロールである“エリザベート”を演じ続けてきた花總まりさんが、卒業宣言をしている本公演ですので、観たくなるのは当たり前です。

実は私もチケットが取れなかった一人です。

そんなファンのためにと、Wキャストそれぞれの千秋楽がオンライン配信されました。

泣きました。大号泣です。

 

カーテンコール後に、演出家の小池修一郎先生が舞台に登場し、花總まりさんが初めてエリザベートを演じた時の衣装合わせの様子を語られました。

当時22歳の彼女に晩年のエリザベートを演じることができるのか。。。演出家として不安に思うところもあったけど、ある衣装を身にまとった時の彼女に「エリザベート」が舞い降りた瞬間を見た。その時に、「なんの問題もない。大丈夫だ!」と確信したと話されました。

その直前、エリザベートとして最後の挨拶をした花總まりさんは、涙をぐっとこらえゆっくりゆっくり腕を伸ばし、天を仰いで手の平から何かを差し出すようなしぐさをされて、穏やかに微笑みました。

彼女の中に居た「エリザベート」が返っていったんだろうなぁと、何か荘厳なものを感じました。(私的にはこの瞬間が一番の号泣ポイントでした)

 

「エリザベート」は人気作なだけあり、名だたる方々が歴代のキャストを務めています。

ミュージカル界のオールスター大集合の作品です。

今回の黄泉の帝王トート役は、山崎育三郎さん・井上芳雄さん・古川雄大さんのトリプルキャストですので、これまでどれほどのスターが大集結しているかご想像に容易いと思います。

特に面白いなぁと感じることは前回、皇帝ルドルフを演じた役者さんが、今回は黄泉の帝王トートを演じたりという、同じ作品内で違う役を演じる役者さんも多いことです。

 

全編ではありませんが、カーテンコールの様子やお稽古の様子などが、公式YouTubeで投稿されていますので、ぜひ見比べてみていただけたらと思います。

 

 

②CD

♪今日の

1曲目 Duets より「闇が広がる」

2曲目 ORCHESTRA CONCERT2022より「愛と死の輪舞」

 

 

次回の放送は、222日(水)11時~です。

いつもと時間が異なりますので、皆さまお気をつけ下さいませ。

ぜひお楽しみに(^^

 

③ツーショット

 

ステージナビゲーター★飯田裕美

©2024  Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.