「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
2 月22日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
いつもとオンエアの曜日と時間が異なりましたが、radiko などを使いお聴きいただいたとの連絡をいただいたりして、技術の進化に改めて感謝です☆彡
今回は、2月22日で「猫の日」ということで、「キャッツ」のご紹介を中心にお届けしました。
実は、現在ミュージカル界で活躍している俳優さんの中でも「キャッツ」がきっかけでミュージカルに興味を持ったという方がすごく多い作品なんです。
作曲家アンドリュー・ロイド・ウェイバーさんが全作曲と台本を担当しています。
アンドリュー・ロイド・ウェイバーさんは、「オペラ座の怪人」や「エビータ」、「ジーザスクライストスーパースター」など、
人気作の多くの作曲を手掛けている、ミュージカル界になくてはならない方のお一人です。
「キャッツ」は、1981 年にイギリスで初演を迎え、82 年にはニューヨーク、83 年には劇団四季が、
日本で初めてのミュージカル公演用の仮設劇場となった「キャッツ・シアター」での公演を開始します。
古代ギリシャの円形劇場を彷彿とさせるデザインは、大変話題になりました。
その後、日本でのキャッツ人気は止まることなく、大阪、福岡、札幌と全国で上演され続けています。
現在も名古屋で公演中です。
キャッツの魅力はたくさんありますが、大きな一つは舞台装飾ではないかと思います。
劇場ロビーから続く扉を開けると、そこはもう『キャッツ』猫の世界。客席と舞台とが一体になった都会のゴミ捨て場が広がっています。
このゴミ捨て場もよく見ると会場によっての地域性が出ていて、例えば福岡公演の時は、「にわかせんべい」の袋が捨ててあったりします。
現在公演中の名古屋では、金のしゃちほこも捨ててあるとか…
ゴミや道路など舞台装飾すべてが、ネコ視線で作られているので、にわかせんべいの袋も縦横数メートルある大きさです。
一歩足を踏み入れてしまえば、まるで自分も猫になったような錯覚を抱いて、あっという間に“キャッツ・ワールド”の住人になってしまいます。
闇に光る無数の猫の目。圧倒的なパフォーマンス。息もつかせぬ、ジェットコースターのような展開・・・。そして、音楽の力。
どれをとっても魅力的です。
ストーリーは、街のゴミ捨て場に集まる様々な猫たちの人生を描いています。
集まった猫の中から、1 匹の猫だけが天に上り、新しい人生を生きることが許される舞踏会の夜の出来事です。
どの猫も、自分が選ばれようと懸命に自分の生き方を歌います。
それぞれの猫の人生と自分の人生を照らし合わせながら、懐かしんだり、笑ったり、切なくなったり、怒ったりと感情が奪われる作品です。
♪今日の曲
1 曲目 劇団四季ミュージカル「キャッツメモディアルエディション」より
スキンブルシャンクス~鉄道猫~
2 曲目 Duets より「メモリー」
次回の放送は、3月1日(水)10 時 10 分~です。
いつもの放送時間に戻ります(*^-^*)
ぜひお楽しみに(^^♪
*私たちも猫になってみました!(^^)!
ステージナビゲーター★飯田裕美
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