12月20日も「No Stage No Life!」をお聴きいただきありがとうございます
2023年最後の放送となりました。
「今年は舞台が熱かった!」というお話しをさせていただきました。
チケットがなかなか取れずに残念な思いを感じるほどに、皆さまが劇場に足を運ばれる機会が多かったのだと思います。
観客の皆さまの鑑賞スタイルも大きく変わりました。今までは、スタンディングオベーションはよっぽどの方でないとしない行為のようにハードル高く構えられていましたが、現在はオールスタンディングオベーションがスタンダードになったかのようです。
俳優の皆さま方がSNSなどで、「スタンディングオベーションが嬉しかった!」というようなことを発信してくださることにより、観客も安心して喜んでスタンディングオベーションができるようになったのかとも思います。
今日この日に観る舞台は、唯一無二の世界です。舞台を創り上げる最後のピースは私たち観客だと言われています。
舞台との一体感が味わえるこの時間が、私は最も好きな時間かもしれません。
演目の多さも今年の特長だったかもしれません。
現在のミュージカル界の牽引者のお一人である井上芳雄さんは、「エリザベート」「ジェーン・エアー」「ムーランルージュ」「ラグタイム」と演じ、現在「ベートーヴェン」にご出演中です。
しかも、ムーランルージュ・ラグタイム・ベートーヴェンは日本初演作品です。
実にパワフルです!
そして、現在公演中の「ベートーヴェン」から嬉しいニュースが(^^♪
12月24日と1月21日(大千穐楽)の2回、ライブ配信されることが決定いたしました!
アーカイブ付きの配信です。ぜひぜひ皆さまこの機会にご覧ください。
2023年のラストを飾る曲を選ぶのに、かなりの時間を有しました。
今年の話題作の一つである「ジキルとハイド」より、「時が来た」をお届けすることにしました。
主演の石丸幹二さんの卒業公演でした。長年創り上げてきた愛着のある役を、余力を十分に残した上で、後輩にバトンを受け渡すことに使命を抱かれての卒業となりました。
涙もこぼさず、感極まることもなく、飄々といつもの通りにステージ上からカーテンコール万雷の拍手を受ける光景を私は忘れることがないと思います。
引き際の美しさに感銘を受けました。
2023年も、本番組「No Stage No Life!」をご愛聴いただきありがとうございました。
皆さまの夢がたくさん叶うクリスマスでありますように☆彡
そして、穏やかで健やかな年末年始をお迎えくださいませ。
お届けした曲
「ジキルとハイド」より、「時が来た」
歌:石丸幹二
次回の放送は、1月10日(水)10:00頃からの予定です。
ステージナビゲーター★飯田裕美
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.