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2月18日放送分

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   2024/02/19

50/50 Hearty Party!!

本日のゲストは、井野辺純一さん。
井野辺病院の院長です。

番組にお招きする時は、ミュージシャンとしての活動や音楽にまつわるエピソード、またスポーツマンとしてのお話が中心でしたが、
今回はドクターとして、
パーキンソン病について詳しく教えていただきました。

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井野辺病院では現在、
パーキンソン病の患者さんのための「短期集中リハビリ入院」を行っています。

パーキンソン病は、中高年以降に発症することが多い病気で
三大徴候というのがあって、

・身体が震える
・身体が硬くなる
・動きが鈍くなる

これらの徴候があった時、パーキンソン病が疑われます。

頭の中の神経が、徐々に脱落していくような病気で、
症状が出るまでに、20~30年はかかるそうです。

はじめの症状は意外ですが、
便秘。
だんだん便秘がひどくなり、気づいたら手が震え、歩きにくくなり…生活に支障をきたすようになります。

ですが初期の段階でしたら、
リハビリがたいへん効果的で、かなり改善するのだそうです。

井野辺先生が、パーキンソン病の短期集中リハビリ入院を考えたきっかけは、井野辺病院にいらした脳神経内科の先生の言葉から。

―リハビリをすれば改善する患者さんは多いのに、リハビリ施設のある病院が少なく悔しい思いをしてきた―

井野辺病院は、もともとリハビリに力を入れていて、施設が整っていました。

この先生の言葉をきっかけに、短期集中のプログラムを考案した井野辺先生。

楽しくリハビリ。
楽しいことを考えるのがお得意な井野辺先生ならではです。
それに、楽しいリハビリはドーパミンが出て、さらにパーキンソン病に効果的なのです。

パーキンソン病でお悩みの方、いちど井野辺先生にご相談してみてはいかがでしょう。

番組内では、
「わたしに連絡ください」と、井野辺院長自らおっしゃいましたが
(井野辺先生って、ほんとに良い方なんです!)
さすがにお忙しくてお留守のことも多いので、
井野辺病院の地域医療連携室に申し込んでくださいませ、笑。

井野辺病院のホームページはこちら
https://inobe.or.jp/

ホームページ内、地域医療連携室はこちら
https://inobe.or.jp/inobe/renkei.html

井野辺病院は府内町にもありますが、
こちらは、大分市中尾、賀来エリアと大分大学医学部のあいだに位置しています。

井野辺先生からのリクエストは、
ミュージシャン井野辺純一として
同級生の詩人、東(ひがし)リョウジさんの詩に、井野辺さんが曲をつけた、

井野辺バンド
「いつも君は僕の味方だった」

本日のゲストは井野辺純一さんでした。
ためになるお話をありがとうございました!
またいらしてくださいね♪

それではまた来週
お相手はミチコでした!


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