「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
6 月 19 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
今回は、“ミュージカル界のレジェンド”と呼ばれている、市村正親さんと鹿賀丈史さんのご紹介をさせていただきました。
お二方とも劇団四季ご出身で、今なお第一線でご活躍されています。
市村正親さんの作品は多く観てきましたが、昨年観劇した《市村座》でのエンターテイメント性の高さに胸をつかれました。
2022 年の「ミスサイゴン」上演時には、出演 900 回を達成されました。
その時に「900 回はキリが悪いから、1000 回を目指したい」と話されていたのが、大変印象的でした。
芸能活動 50 周年を超え、ますます魅力的で精力的!!
違う社会ではありますが、先輩方がこうして第一線で輝き続けている姿は、私たちの励みになりますし、
物事を長く大切に続けていくための秘訣みたいなものを、その姿を持って教えてくださっているように感じます。
鹿賀丈史さんも芸歴 50 年を超え、ますます精力的な活躍が注目されていると思います。
舞台でも「シラノ」「レ・ミゼラブル」「ジキルとハイド」など、多くの作品にご出演されています。
特に 1987 年の「レ・ミゼラブル」日本初演時には、主人公ジャンバルジャンと、彼を追う刑事「ジャベール」を日替わりで演じるという、偉業を果たし、日本のミュージカル界の歴史を変えた方でもあります。
数か月前、ミュージカル特集と銘打った歌番組で、鹿賀さんが「レ・ミゼラブル」の中から、夜空の星に「必ずジャンバルジャンを捕らえる」とジャベールが誓うナンバー「スターズ」
を披露されました。その深さというか、広さというか、壮大さが画面を通しても伝わる世界観に、もうただただ感動してしまいました。
その時に、ミュージカル俳優の方々もご出演されていたのですが、鹿賀さんの歌前のインタビュー時は、全員、身体ごと鹿賀さんを向き、歌うためにインタビュー席を立たれステージに向かって歩いていく姿を、また身体ごとで追うんですね。全員の膝、身体の向きが右から左に綺麗に動いていきました。後輩となる皆さま方の真摯な姿にも感銘を受けました。
鹿賀さんの次回の舞台作品は、まだ発表されていませんが、今からそのニュースが待ち遠しいです。
次回の O・A は、7 月 3 日(水)10:10~の予定です。
お聴きいただけますと嬉しいです。
♪今日の曲
劇団四季 オペラ座の怪人 1988 年 オリジナルキャスト版より、
「オペラ座の怪人」
歌♪ファントム:市村正親さん・クリスティーヌ:野村怜子さん
ステージナビゲーター★飯田裕美
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