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#animazine 『らんま』『レイアース』『ベルばら』新アニメが発表/アニマジン 2024年7月28日放送

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   2024/07/28

アニマジン

大分放送 OBSラジオで放送中の『アニマジン』。4週目のコーナーは『さてつのアニリポ』。今回は新アニメが発表された『らんま』『レイアース』『ベルばら』の話題、Netflix『Ultraman: Rising』の見どころ、ドラマ『ブラックジャック』の感想でトークしました。

『らんま』『レイアース』『ベルばら』新アニメが発表

最初の話題は『らんま』『レイアース』『ベルばら』新アニメが発表です。6月から7月にかけて、かつてアニメ化された作品が再アニメ化されるという発表が相次ぎました。今回発表されたのは『らんま1/2』、『魔法騎士レイアース』、『ベルサイユのばら』の3作品です。

6月26日、高橋留美子原作のマンガ『らんま1/2』が完全新作的アニメ化決定と発表されました。『らんま1/2』は1987年からマンガ連載がスタートし、1989年にアニメ化されている作品です。放送終了から32年を経て新たにアニメ化されます。7月17日にはキャストが発表されました。主要キャストは前回のアニメ化とほぼ同じになっています。

7月2日、CLAMP原作のマンガ『魔法騎士レイアース』が“新プロジェクト”として再びアニメ化すると発表されました。1993年にマンガ連載がスタートした『魔法騎士レイアース』は1994年にアニメ化されました。今回の再アニメ化はTVアニメ放送30周年を迎えたことを記念したプロジェクトです。

同じく7月2日、池田理代子原作のマンガ『ベルサイユのばら』が、劇場アニメとして2025年新春に公開されると発表されました。『ベルサイユのばら』は1972年から連載された作品で、1974年には宝塚歌劇団で公演、1979年にはアニメ化されました。劇場アニメ化は2007年に発表されていたのですが、今回正式に2025年公開と発表となったものです。

『らんま1/2』、『魔法騎士レイアース』、『ベルサイユのばら』の3作品はファンも多い作品です。再アニメ化がどのような形になるのか続報が楽しみです。

Netflix『Ultraman: Rising』の見どころ

Netflixで6月14日(金)に配信がスタートしたアニメーション映画『Ultraman: Rising』。この作品はNetflixと円谷プロダクションによる日米共同制作で、アニメーション制作はインダストリアル・ライト&マジックが担当しています。

今回は野球界のスター選手、サトウ・ケンが、「ウルトラマン」に変身します。ある日戦いの中で怪獣の赤ちゃんと出会ったことから、赤ちゃん怪獣の子育てをすることになってしまいます。野球選手とウルトラマン、そして怪獣の子育てというドタバタ生活の中でサトウ・ケンが奮闘します。

『Ultraman: Rising』の見どころは3つあります。ひとつ目は『ウルトラマン』へのオマージュです。これまでのウルトラ作品でおなじみの表現が作中にちりばめられています。分かりやすい例を挙げると、渦を巻くグルグルタイトル。これはもちろん登場します。

見どころふたつ目はウルトラマンの表情です。注目してほしいのはウルトラマンの目です。ウルトラマンの目は全体が青みがかっていて白いハイライトが入っています。このハイライト部分が黒目の役割をしていて、作中キョロキョロ動きます。ウルトラマンの表情を読み取ることができる今までにないデザインです。

見どころみっつ目。ウルトラマン以外の作品からの影響です。詳細を書いてしまうとネタバレになってしまうので、作品名だけを列挙します。『アイアンマン』、『ドラゴンボール』、『パシフィック・リム』の影響を感じ取ることができます。またウルトラ作品でもマンガ『ULTRAMAN』のイメージが重なります。

『Ultraman: Rising』は3部作の構想があるそうなので、続編に期待したいです。

ドラマ『ブラック・ジャック』の感想

手塚治虫原作のマンガ『ブラック・ジャック』が高橋一生主演でドラマ化。6月30日に放送されました。アニマジンでも6月23日放送のアニリポで紹介しました。

高橋一生さん演じるブラック・ジャックは期待どおりのものでした。振る舞いや頬杖をつく仕草など、原作のままと感じました。しゃべり方はアニメ版の大塚明夫さんの演技に寄せているという印象。

ブラック・ジャック以外の登場人物でも、手塚マンガのスター・システムの常連アセチレン・ランプが登場することに注目です。後頭部にロウソクが立っているマンガ的なキャラクターなのですが、実写に落とし込む仕掛けがなされていました。

ドラマのストーリーは原作の複数のエピソードをひとつにまとめて構成されていました。具体的には『医者はどこだ!』『タイムアウト』『灰とダイヤモンド』『獅子面病』『ふたりの黒い医者』の各エピソードが登場しました。

ドラマ『ブラック・ジャック』は全体的に満足度が高いものでしたが、1点だけ残念なポイントがありました。それは原作の『おばあちゃん』に登場する名セリフ「それを聞きたかった」がドラマに登場した点です。これが原作とは異なる場面で登場していたことが残念でなりません。

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