本日のゲストは、秋月淳司さん。
コンテンポラリーダンサーです。

1週間前の10月6日（日）、iichikoグランシアタで上演されたKaguyaには
主要な役で出てらして、ダンスもお芝居も素晴らしかったです。

秋月さんのこと、数年前から存じ上げてはおりましたが、
直接お話をしたのは今回がはじめて。
興味津々の雑談を繰り広げました。

秋月さんは湯布院のご出身。
子供の頃から運動が得意で、走るのは速かったし、
砂場でバック転などができる子でした。

高校生の時、同級生に劇団立見席の代表、岩男淳一郎さんの息子さんがいました。
秋月さんもお芝居に興味があったので、岩男さんの息子さんがいることは、知っていたそうです。

ある日、アロハシャツを着て久大線に乗っていた秋月さんを
同じ車両に乗っていた岩男さんが見つけ、隣にいた息子さんに、
あいつを劇団に誘えと指令を出しました。
息子さん、「あ、同級生や」。
岩男さんは、息子さんの同級生とは知らずに、秋月さんをスカウトしたのでした。

それから劇団立見席のメンバーになり、
つかこうへいさんの劇団にも出演する機会に恵まれました。
アクションができることは、大きな強みでした。

秋月さんのご実家は、認定こども園。
跡を継ぐことはご自身、決めていたので、
それまでは好きなことをやってみようと思っていました。

そこで秋月さん、芝居をしに上京します。
つかこうへいさんのジャズダンスの先生には、ダンスを教えてもらいました。
それまでダンス経験は、ゼロ。
でも運動神経が良いので、それなりにできていた秋月さんです。
それが、
アルビン・エイリー（世界的ダンサー・振付師）の公演を観た時、わけもわからず涙が溢れ出ました。
秋月さんのダンスへの情熱が爆発した瞬間です。
ご自身も驚かれたことでしょう。

さぁ、ここからがすごい。
オーディションで勝ち取って、
秋月さん、松平健さんのバックで踊ることになりました。
あれですよ、あれ。
マツケンサンバ！！！

レコード大賞、有線放送大賞、紅白歌合戦。
ぜ～んぶ出たんですって。
われわれきっと、目にしてますよね！！！
動画を探したくなりました。

そして、帰郷。
決めていた通り、認定こども園
湯布院すみれこども園の園長になりました。

秋月さんは、園長とダンサーの二足のわらじを見事に履いていらっしゃいます。
ダンサーとしては
ご自身が演じることもありますし、振り付けをなさることも多いです。

4月に上演された舞台「無人駅～ホームな人々」では、
”まがまがしいもの”の振り付けをなさいました。
この舞台には私ミチコも出ていまして、
まがまがしいもの、ほんとにまがまがしくて、怖かったです。

その無人駅の公演を映像にしたものを
10月25日(金)～27日(日)
J:COMホルトホール大分の小ホールで上映します。
秋月さんは、この上映会で、ダンスをご披露くださるんですよ。
楽しみです～！



秋月さんからのリクエストは、
マイケル・ジャクソンのMan In The Mirror
昔、友人が歌ったことで好きになった曲ですが、
今は歌詞が心に響くとのこと。

If you wanna make the world a better place
Take a look at yourself and then make a change

”世界をよくしたいなら
自分自身を見て、自分から変えていこう”
このあたりの歌詞でしょうか。
ミチコもグッときました。



秋月淳司さん、ご出演ありがとうございました。
また近いうちに、お会いいたしましょう！

それではまた来週、お相手はミチコでした。