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5月25日放送分

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   2025/05/26

50/50 Hearty Party!!

本日のゲストは、バイオリニストの筌口和実(うけぐちなごみ)さん。
昨年の舞台「天の花」の仲間です。
ことし2月の「アーティスト・イン・レジデンス」に出演なさっていて、
そのときに再会し、番組へお誘いしましたところ、ラジオは大好きなんですって。
やった~!
若いかたからラジオ好きって言われると嬉しいよね~

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和実さんがバイオリンを始めたのは6歳の時。小学1年生でした。
それまでピアノを習ったことはあったのですが、ピアノはどうしても性に合わない。
というのが、ちぃと落ち着きのない子だったそうで、ピアノの前にじっと座っていられないのです。

和実さんのお母様のご実家には、バイオリンがありました。
伯母様が小さい頃にやっていたもので、これにすごく興味を持った和実さん
「やりたい! 弾きたい!」と親御さんに訴えましたが、
ピアノも続かなかった子が、無理!となかなか許してもらえません
それでもめげずに言い続けて、1年ほどで親御さんが折れて、晴れてバイオリンを習うことができたのです。
やりたいと言い続けていた間、どうやらお母様はバイオリンの先生を探してらしたようです。

親に感謝、ですね。
それが小学1年生の秋でした。

ほら、よく、楽器を続けてらっしゃる方は、ご自身の記憶のないうちから始める方が多く、
「あなたがやりたいと言ったのよ」は、ある種、親の殺し文句ですが、
和実さんの場合は、小学1年生だったから、自分で言ったことをはっきり覚えています。
それに、本当にバイオリンがしたくて、だからとても嬉しかった記憶。

小学4年生の時に、iichikoグランシアタのジュニアオーケストラがスタートしました。
和実さんは一期生。お兄さん、お姉さんたちと一緒に音が出すのが楽しくて
自分が上手になった気持ちになれました。
おうちで練習すると、あれ?ちがう…
ちょっぴり落ち込んだりしながら、練習に励みました。
みんなで奏でる音が一体となるオーケストラ、素晴らしい試みですよね。
その中で過ごせた充実した子ども時代でした。

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明野中学から、県立芸術緑丘高校へ。
そして大学は、京都市立芸術大学へ進学。
大海へ漕ぎだしました。

コロナ禍に見舞われた大学時代でしたが、同級生たちと交流を深めながらの充実した日々。
音楽で食べていくのは無理かなと思った大学4年生の頃。
でも、音楽を続けるには、親元のほうがいいだろうと思い、帰郷。
一旦は、一般企業に就職をしました。
でも、演奏のお誘いがあっても、仕事の都合で出られない。
そういうことが続き、これは、違うのではないかと。
そして、退職。

親御さんの協力のもと、
演奏活動や指導などに注力できる日々が始まりました。

和実さんからのリクエストは、コレサワで「人生」
好きなことを全部する、という歌詞は、ミチコにも刺さります。
いいね!

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筌口和実さん、ご出演ありがとうございました。
またどこかでご一緒できますように!

和実さんの活動はインスタグラムをチェックしてね♪    
    
https://www.instagram.com/nagomi_vn?igsh=MW9xNjlnMWFjZGM5cA==
 
それではまた来週
お相手はミチコでした。

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