「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
8 月 6 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
2 週にわたってお届けするのは、「No Stage No Life!」夏の特別企画!
舞台ファンの皆さまにぜひ聴いていただきたい、スペシャルなインタビューをお届けします!
今回、私が取材に伺ったのは…なんと、“あの”博多座さん!
九州が誇る名門劇場の魅力をご紹介。劇場の裏側や、ちょっとしたこぼれ話までお聴きしてまいりました。
■博多座について■
博多座は 1999 年に開場した、九州最大級の演劇専用劇場です。客席数は最大約 1500 席で、
歌舞伎、ミュージカルをはじめジャンルを問わず多彩な作品を上演しており、福岡九州だけでなく全国から多くのお客様がご来場される九州を代表する劇場の一つです。
8 月 6 日の放送回では、
株式会社博多座 営業部宣伝グループの古賀 利彰さんにお話をお聴きいたしました。
歌舞伎もミュージカルも“どちらも主役”に☆
博多座の最大の特長は、歌舞伎とミュージカルの両方に対応できる舞台機構。
たとえば歌舞伎に欠かせない花道や廻り舞台、ミュージカルに必要なオーケストラピットや照明・音響設備まで。
それぞれのジャンルが求める仕様を両立しているのは、演劇専用劇場ならではの強みです。
この柔軟な舞台設計のおかげで、『エンドレスショック』や『ミス・サイゴン』など、東京・帝国劇場以外では初となる地方公演も実現してきたそうです。
「音がいい」と言われる理由☆
博多座のもう一つの魅力は“音響の良さ”。
「別の劇場では聴こえなかった声や楽器の音がクリアに感じられた」との声も多く、
1 階席は臨場感、2 階席はクリアさ、3 階席は反響によるナチュラルな音質と、座る位置でも楽しみ方が変わるそうです。
私自身もこの音の変化を実際に感じています。自分好みの音の位置を探してみるのも贅沢な楽しみかもしれません。
舞台以外も心づくしのおもてなし☆
お客様が舞台に集中できるように、館内の空間づくりや情報発信にも力を入れている博多座。
公演ごとに劇場装飾や売店メニューが工夫され、最近では作品『ウェイトレス』にちなんだ“パイ”の販売も話題に!
また昨年、博多座 25 周年を記念して作成した「遮光ポーチ」。スマホやスマートウォッチの光漏れを防ぐポーチで大人気です。
最後に、
この秋見逃せない「レ・ミゼラブルワールドツアースペクタキュラ―」
9 月 18 日~20 日 福岡サンパレスにて開催されます。
『レ・ミゼラブル』ロンドン初演 40 周年の節目に、かつてないスケールで世界を巡る英語上演による特別ヴァージョン。
11 トントラック 23 台分の装置や衣装も、見ごたえありそうです!
ぜひ博多座公式 HP をチェックしてみてください。
♪今日の一曲
古賀さんからのリクエスト曲
「Do you hear the people sing?」(民衆の歌)
Les Miserables: The Staged Concert (The Sensational 2020 Live Recording)より
次回の放送は、8 月 20 日(水)10 時 10 分ごろからお届けします。
どうぞお楽しみに☺
ステージナビゲーター★飯田裕美
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