今週のゲストは、大分舞鶴高校48回生の日下渚さんでした。
現在、劇団「水中花」を主催しています。
演劇を始めたのは、高校に入ってから。
入学式の日、たまたま隣になった女の子が「演劇をしてみたい」と言ったそうです。
実は、日下さんもそう思っていて、2人はすっかり意気投合!当時高校には演劇部がなかったのですが、先生に相談し同好会を立ち上げます。
副担任の先生は顧問も務めてくれました。
同好会ではオリジナルの脚本も作り、音楽室での発表会に文化祭、県の大会などにも参加したそうです。
子どもの頃ミュージカルを見た時、キラキラした世界や物語の世界に憧れたという思いも演劇へ興味を持った一つだと言います。
進学先の大分大学でももちろん演劇部に。
そして2006年に劇団の前身のユニットを、そして劇団を立ち上げます。
今年で12年。脚本、演出など手がける中、昨年は「九州戯曲賞」を受賞しました。
9月27・28日には「星の実物語」を上演。
ある荒廃した星が舞台で、ある日空から落ちてきた宇宙船に乗っていたのは生物ではなく、誰も見たことのない「果物」だった・・・という物語。
昨年、大分市内の小学校で上演したのが始まりで、毎年の定番にしていきたいと取り組んでいるそうです。
子どもたちに、光の先を目指して「困難に立ち向かう」「隣の人と手を取り合う」と言う思いや、自分らしくがんばってもらいたいという気持ちを込めて。
公演の様子は劇団のホームページのオンラインショップから動画配信で見ることもできます。
また、12月に劇団のオーディションも行っています。役者、スタッフなど興味のある方はぜひホームページをご覧ください。
最後に、「高校で始めた演劇を続けることで「戯曲賞」も頂いた。続けていくことは自分の自信に。なりたい自分になって」とメッセージを送ってくれました。
一緒に来てくれたお子さんたちと一緒の写真も。
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