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6月9日(月)のチャレンジ・トゥ・ザ・フューチャー

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   2014/06/09

チャレンジ トゥ ザ フューチャー

今日のゲストは、志村製材有限会社 代表取締役 三宮康司さんでした。

昭和38年に創業の志村製材有限会社は、大分市青崎で木材の製材加工を

行っています。

また、家屋の解体作業で出てきた古材を利用した家造りも手がけています。

解体後の木材には歴史的にも貴重な物も多く、関東地方などを中心に、古材を

再利用する人が増えています。

古材の再生とは、古い家屋を解体する際にまだまだ使用可能な良質の木材を

店舗や家屋に再利用することで、家屋の建築などに利用出来ないような細かな

木材は、家具やインテリア用品などに再生されるそうです!

古材の良さは、強度と歴年のツヤ、そしてススが付着することによって、防腐

効果があるのだそうです。

木は100年を越えたあたりからますます強度が増し、およそ300年ほどは

使用可能なのだそうです!改めて自然の強さに驚かされます。

そして、志村製材有限会社では、およそ3年前から酸化亜鉛を浸透させた、

「耐久性木材製品」の開発に取り組み、今年、この木材を使用した「鎧張り高耐

久性木材製品」が誕生しました。

(酸化亜鉛は毒性が無く、化粧品やベビーパウダーなどに使用される成分なの

で、人体への影響が無く安心です。そして、この酸化亜鉛の働きで通常の防腐

剤を使わず防腐加工を施すことが出来るそうです!)

(写真:鎧張りが施された木製外壁他)

鎧張りとは、鎧のように板を一枚一枚上下に重ねて板を張る手法で、防水性に

優れ、見た目もオシャレです!近年は若者にとても人気なのですが、板を張る

技術に大工さんの熟練の腕前が必要で、そういったことからも、需要と供給の

バランスにより、どうしてもコストがかかりがちなのだそうです。

この志村製材有限会社の開発した「鎧張り高耐久性木材製品」は、最初から

組みやすいように溝が施され、さらに酸化亜鉛を注入することによって、寸法

なども安定し、較的簡単に張りやすくなっています!

現在は、実用化に向けての色々なテストを行っている最中で、年内にも販売を

開始する予定だそうです!

この他にも、今後は多くの方にどんどん木材に親しみ触れていただきたいと、

一般の方向けの商品開発も行っているそうです。

たとえば、この高耐久性木材で出来たテーブルや椅子などをコンパクトに収納し

軽トラックに積み込んで移動することの出来る屋台、その名も「軽トラ屋台」

は、朝市や軽トラ市などで、簡単に組み立てて使用出来るとても便利な

屋台です!

(写真上:軽トラ屋台。コンパクトに収納でき、どの軽トラにも対応出来る

そうで、この日は奈良県へイベント用にレンタルされて行っていました☆)

また、三宮さんご自身が小学校の父親会の活動のために開発した、木で出来た

「自然共生木製遊具」などは、木の幹を痛めることなく簡単に装着が出来、子供

たちのピクニックやキャンプなどにピッタリです!

(写真上:ピクニックでの様子。写真下:遊具イメージ。)

軽トラ屋台、自然共生木製遊具ともにレンタルが可能です♪

《お問合せ先》

志村製材有限会社               大分市青崎1丁目13-58

                                     電話番号:097-521-2774

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