「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
本日は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』と『オペラ座の怪人』の話題をピックアップしました。
● 日本演劇史に刻まれるロングラン、そして受け継がれていくハリー☆彡
2026年に入り、舞台の世界もいよいよ本格始動。
そんな中、先週末に飛び込んできた大きなニュースが、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』です。
この作品の最大の特長は、「無期限ロングラン公演」を掲げてスタートしたこと。
赤坂ACTシアターを大規模改修し、“専用劇場”として上演されてきました。
劇場の中だけでなく、赤坂駅を降りた瞬間から広がるハリー・ポッターの世界観。
観客が物語の中に没入できる環境そのものが、この作品の一部でした。

物語は、魔法界を救ってから19年後。
父となったハリー・ポッターと、英雄の息子として生きることに葛藤する次男アルバス。
親子の物語と、新たな友情を軸に描かれる物語です。
2020年夏に開幕し、昨年11月に2026年12月での閉幕が発表されました。
一つの劇場で、同じ作品を4年半にわたって上演し続ける…
これは、日本の演劇史においても特筆すべき出来事だと思います。
数字の記録以上に心を打つのは、
「同じ舞台を、同じ劇場で、同じ役が生き続けてきた時間」の重みです。
●歴代ハリーがつなぐ、最後の一年へ
クライマックスに向けて、さらに胸が高鳴る発表がありました。
2026年2月から千穐楽までの期間、歴代のハリー役が舞台をつないでいくこと。
そして、映画『ハリー・ポッター』シリーズで日本語吹き替えを務めてきた小野賢章さんが、最後のハリー役として登板されます。
4年半の間に、ハリーを演じてきた俳優は実に9名からラストイヤーカムバックは、
藤原竜也さん、石丸幹二さん、向井 理さん、藤木直人さん、大貫勇輔さん、吉沢 悠さん、稲垣吾郎さん、平岡祐太さん。そこに加え、今回、本役として名を連ねるのが、
カバーキャストとして長く舞台を支えてきた上野聖太さんです。
公式サイトに並んだ「ハリー・上野聖太」というクレジットを見た瞬間、胸が熱くなりました。
さらに、マクゴナガル先生などカムバックキャスト10名の追加発表もあり、最後の一年は、まさに“集大成”と呼ぶにふさわしい時間になりそうです。

●私の2026年・舞台初めは…
そんな話題の余韻の中、私の2026年の舞台初めはキャナルシティ劇場での、劇団四季『オペラ座の怪人』でした。
この作品は、1996年、キャナルシティ劇場のこけら落とし作品。
専用劇場で舞台を観るという体験を、初めて教えてくれた作品でもあります。
アンドリュー・ロイド=ウェバーの美しい音楽、絢爛豪華な衣装と美術、地方公演ではなかなか実現できない大規模な舞台機構。
この作品との出会いが、私を“舞台を観る人生”へと導いてくれたと言っても過言ではありません。
次回は、この『オペラ座の怪人』の舞台監督を務めていらっしゃる劇団四季・田邉勇年さんへのインタビューをお届けします。どうぞお楽しみに。

今日の一曲
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より
「ワンド・ダンス」
ハリーたちの子どもが、ホグワーツで初めて魔法の杖を手にするシーンで流れる音楽です。
次回の放送は
2月4日(水)10時10分〜
どうぞお楽しみに♪

ステージナビゲーター★飯田裕美
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