ラブコメ映画の、撮影現場を舞台にした、ラブストーリー作品です。
人気俳優の神崎麗司(中島健人)は、<360度全方位のイケメン>と称され、数々のラブコメディ作品で主演を務めてきた。だが、30歳を超え、重厚な作品で演技派の俳優として評価されたい!という思いを抱える麗司に、またしても王道ラブコメディの出演オファーが舞い込む。相手役はアイドルグループ『ぴょんぴょんフルーツ』のメンバーである南風美里(長濱ねる)で映画初主演と聞いて、反発する麗司だったが、実はこの出会いが彼の人生を大きく動かすことになるとは知らずにいた・・・。なんと美里は、オーバーな演技を要求される壁ドンのヒロインの演技に、真剣に立ち向かい、幾通りの演技を工夫してスタッフのみんなに意見を聞いていく。たかがラブコメと思い雑な演技をしてきた麗司は、美里の真剣な演技に次第に引き込まれる。そんな中、九州に住む美里の母(三石琴乃)の重病の知らせがあり、それでも撮影現場から帰ろうとしない美里の役者魂に感動していく麗司は、仲のいいスタッフ一同とある計画を練っていく・・・。
たかがラブコメと言われるが、その単純なストーリーとハッピーエンドの構成に、生きてく勇気を貰うファンの気持ちを代弁するこの作品は、中島健人の軽妙な演技に乗せられ最後まで楽しく見ることのできる、<拾い物>と言うのも失礼ですが、佳作な出来の作品でした。
ぼくのチケット代は、2200円出してもいい作品でした。
星印は、3ッ差し上げます。
“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。
星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)
【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動
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