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「No Stage No Life!」5 年目に突入

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   2026/08/19

NO STAGE NO LIFE!

「No Stage No Life!」5 年目に突入しました!

8 月19日の「No Stage No Life!」をお聴きくださった皆さま、本当にありがとうございました!        


2022 年8月17日にスタートしたこのコーナーも、ついに丸4年。

今回の放送から、いよいよ5年目に突入しました!


大分から「舞台が大好き!」という想いを発信し続けてこられたのは、いつも温かく耳を傾けてくださるリスナーの皆さまのおかげです。

舞台の話題を通して皆さまとつながれるこの時間は、私にとって本当に大切な宝物です。    


今回、5年目という節目を迎えるにあたって、コーナーが始まる前から今日まで、この4年間を支えてくださった方々へ、あらためてお礼のご連絡をさせていただきました。

すると皆さまから、本当に温かい言葉をたくさんいただいて……。

ずっと見守ってくださっていたこと、今も変わらずこのコーナーを応援してくださっていることが伝わってきて、本番前から思いがけず胸がいっぱいになりました。


「No Stage No Life!」は、私一人の力では決して続けてこられませんでした。


スタートするときに背中を押してくださった方、これまで番組に関わってくださったスタッフの皆さま、そして毎回耳を傾けてくださるリスナーの皆さま。


本当にたくさんの方に支えていただいて、今、こうして新しいスタートラインに立てたのだと、あらためて実感しています。

本当に、ありがとうございます。


感謝を胸に迎えた5年目最初の放送。

今回は、あらためてこのコーナーの「原点」に立ち返るお話をしました。


きっかけは、帝コンで聴いた「You’ve Got a Friend」


先日、東京国際フォーラムで開催された『New HISTORY COMING ARENA LIVE』、通称「帝コン」。


8 月13日・14日の公演には伊礼彼方さんがゲスト出演され、ステージには平原綾香さん、ソニンさん、そして伊礼彼方さんという3人が揃いました。

このお3方は、アメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生と数々の名曲を描いたミュージカル『Beautiful(ビューティフル)』で、それぞれキャロル役、シンシア役、ジェリー役を演じられた、まさに「本役」の皆さんです。


そんな3人が揃って披露してくれたのが、キャロル・キングの名曲「You’ve Got a Friend(君の友だち)」でした。


劇中では、伊礼さん演じる夫・ジェリーの浮気によって傷ついたキャロルを、友人たちが「あなたには私たちがいる」と優しく励ます、とても温かいナンバーです。


ところが今回は、劇中で浮気をした張本人(笑)、ジェリー役の伊礼彼方さんが友人たちのパートを担当!

高音から低音までを器用に操りながら、平原さん、ソニンさんと一緒に歌い上げるという、とてもレアな組み合わせでした。


歌い終わった後には、平原さんが「なんだかすっきりしないわ。この人が浮気したのに!!」とステージ上で膨れてみせ、会場は大爆笑と温かい拍手に包まれました。

そんな微笑ましいやり取りと素晴らしい歌声を楽しみながら、「You’ve Got a Friend」のイントロが流れた瞬間、私の中には、このコーナーを立ち上げるきっかけとなった2020年の記憶が一気に蘇っていました。


劇場の灯が消えた2020年

新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界中の劇場から灯が消えた2020年。 当たり前のようにそこにあった「生の舞台」が、突然観られなくなりました。


その後、帝国劇場で通常のミュージカル公演が再び動き始め、その 2 作品目として上演されたのが『Beautiful』でした。


写真①

2020年11月 帝国劇場入口


当時の私は、今のように「舞台が大好き!」と周囲に公言していたわけではありません。 地方から飛行機に乗って東京まで舞台を観に行くことを、どこか贅沢で特殊な趣味だと思われるのではないか、理解してもらいにくいのではないかと感じていたところもありました。


けれど、当たり前にあった舞台がなくなるという経験を初めてして、どうしようもなく気持ちが焦りました。

「これは行かなきゃ!」そう決めて、チケットを取りました。


もちろん状況が緩和されてからではありましたが、コロナ禍の真っ只中に飛行機に乗って東京まで舞台を観に行くなんて、当時は誰にも言えませんでした。

批判されることも覚悟しながら、強い後ろめたさを抱えて東京へ向かった日のことを、今でも鮮明に覚えています。


「私には、どうしてもこの光が必要なんだ」

久しぶりに足を踏み入れた帝国劇場は、それまでとはまったく違う場所のようでした。

エントランスには消毒液と検温の機械が並び、入場までに何度もチェック。 ロビーの椅子には座れず、カフェも営業していません。

いつものきらびやかで温かな帝劇が、どこかよそよそしく、冷たく感じられました。


「もし一人でも発熱が確認されたら、その瞬間に公演は中止になる」


役者さんも、スタッフの皆さんも、そして私たち観客も、全員がギリギリの緊張感の中にいました。

そして、静かに幕が上がりました。


平原綾香さんの歌声は、まさに歌姫キャロル・キングがその体に降臨したかのよう。

ずっと渇望していた「生の舞台」の力が、全身に染み渡ってくるようでした。

カーテンコールでも、客席は歓声を上げることが許されません。

役者の皆さんも観客を煽ることなく、静かに、でも本当に感慨深そうに、お互いの無事を讃え合うようにお辞儀をされていました。

その光景を客席で見つめながら、私は確信しました。


「自身が何からパワーや救いをもらうのかは人それぞれ。私には、どうしてもこの光が必要。」


まさに、私にとっての「No Stage No Life!」を心の底から自覚した瞬間でした。


写真②

帝国劇場内のバナー


「No Stage No Life!」へ

地方にいるからといって、舞台への興味や感動を遠ざけてはいけない。

もっと日常的に舞台の話をして、みんなでその熱量を持ち続けたい!


そんな想いから、大分放送(OBS)さんをはじめ、たくさんの皆さまにご協力いただき、2022年8月に「No Stage No Life!」がスタートしました。


あの時、誰にも言えない後ろめたさを抱えながら聴いた「You’ve Got a Friend」。

それが 4 年を経て、こんなにも温かい笑顔と笑い声に包まれた会場で、大勢の観客に囲まれて響いている。

あの頃には想像もしていなかった今があることを、とても不思議に、何よりありがたく感じています。

今回、あらためて原点を振り返り、これからも舞台の魅力を伝え続けていきたいという気持ちを強くしました。


これからも、劇場の魔法を浴びに!

番組後半では、これから楽しみな舞台についても少しだけご紹介しました。

まず、大分の皆さまにぜひチェックしていただきたいのが、9月13日(日)、iichikoグランシアタで開催される劇団四季『コーラスライン』大分公演! 一本の白いラインに並んだダンサーたちが、それぞれの人生や夢を語りながら、舞台に立つためのオーディションに挑む名作です。


そして、この秋から年末にかけても楽しみな作品がたくさん待っています。


……なのですが、今回はお話ししたいことが多すぎて、時間切れ(笑)。


ほとんどご紹介できませんでしたので、こちらはまたこれからの「No Stage No Life!」で、順次お届けしていきたいと思います!


今日の一曲 

キャロル・キングの不朽の名曲、ミュージカル『Beautiful』より

平原綾香さん「You’ve Got a Friend(君の友だち)」をお届けしました。


誰かがそばにいてくれることの温かさを、優しく語りかけてくれるような一曲。


あの2020年の帝国劇場で聴いた時から、今も変わらず、私にとって大切な「希望の曲」です。


これまでの 4 年間、このコーナーを温かく支えてくださったすべての皆さまへ、心からありがとうございます。


5 年目も舞台への愛は変わらず、さらにパワーアップして、その魅力をお届けしていきます!


これからも一緒に、たくさんの素晴らしい舞台に出会い、心いっぱいに “舞台を浴びる”時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。


これからも「No Stage No Life!」を、どうぞよろしくお願いいたします!


次回の放送は、9月2日(水)10時10分頃~。

どうぞお楽しみに!           


ステージナビゲーター★飯田裕美

写真③

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