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【ゼーレ・トリオ】 華々しいピアノ三重奏をお楽しみください

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   2018/01/17

だいぎんサタデイコンサート

1月27日の放送ではベートーヴェン作曲 ピアノ三重奏曲 第4番 「街の歌」変ロ長調から第3楽章をお送りします。この曲は1797年に作曲されました。この頃ベートーヴェンはまだ27歳。初期の作品で、元々はクラリネット、チェロ、ピアノのために書かれた曲だそうです。放送でお送りする第3楽章には、作曲された当時ヨーロッパで流行していたヨーゼフ・ヴァイグルのオペラ「船乗りの恋、あるいは海賊」に登場するメロディーが用いられています。そういったこともあってこのピアノ三重奏曲も当時人気のある曲となりました。ベートーヴェンが他の作曲家の作品のテーマを用いた唯一の曲と言われていますが、実はベートーヴェン自身は不満で後々「書き換えよう」と考えていたという説もあるそうです。コンサートでは第1、第3楽章が演奏されましたが放送時間の関係上 第1楽章はオンエアできませんでした。試聴でお楽しみください。

【ゼーレ・トリオ】 華々しいピアノ三重奏をお楽しみください
放送日 (2018/1/20,1/27)
出演者 滝口直毅(たきぐち・なおき / ヴァイオリン)
田村朋弘(たむら・ともひろ / チェロ)
後藤秀樹(ごとう・ひでき / ピアノ)
写真 【ゼーレ・トリオ】 華々しいピアノ三重奏をお楽しみください
プロフィール 3人ともに大分県立芸術文化短期大学出身で、卒業後、
それぞれソロや室内楽、オーケストラなど幅広い分野で活躍され別府アルゲリッチ音楽祭若手演奏家コンサートにも出演されました。また3人ともにコンクールでも数々の輝かしい成績をおさめられています。
そんなお三方による「ゼーレ・トリオ」。ゼーレとはドイツ語で「魂」という意味です。音楽に魂を込めて演奏しようという想いで2001年、大分県立芸術文化短期大学在学中に結成。毎年、自主公演を開催しているほか、ホームコンサートや学校でのコンサートなど様々な場所で演奏を積み重ねてこられました。レパートリーは、クラシックはもちろん、タンゴやポップスなど幅広く、大分や下関・北九州で多くのファンがいらっしゃいます。
演奏曲目 (12月20日)
スペイン
作曲:チック・コリア
花のワルツ
作曲:チャイコフスキー
(1月27日)
ピアノ三重奏曲 第4番op11「街の歌」変ロ長調より第3楽章

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