本日のゲストは、三代吉彦さん(53歳)。
スタジオに大切なギターを持って来てくださいました。
高校生の頃、お年玉やお小遣いを貯めて買った思い出のギター・・・
ギターに出合ったのは、小学6年生の時でした。
お母様がガットギターを買ってきてくださって。
三代さんはかぐや姫や、井上陽水などを弾きました。
小学校、中学校では、ブラスバンドに所属しました。
進学した舞鶴高校でもブラスバンドをやろうと楽しみにしていました。
・・・ですが、当時の舞鶴高校には・・・
「ブラスバンドが、ない!」
L(゜□゜)」オーマイガ!そこで三代さんは先輩と行動を開始!
ブラスバンドをつくるべく、
あちこちの小学校や中学校をまわり、使っていない楽器を集めました。ちゃんと借用書まで用意して!
そうして集めたボロボロの楽器をピカピカに磨き、舞鶴高校に、ジャジャーン!
ブラスバンドをつくったのです!\(@^0^@)/すごーい!
♪♪♪
ほどなくブラスバンドは軌道に乗ります。顧問の先生も付き、部になりました。
そこで三代さんたちは、「役目は終えた」と、去ることを決意するのです。。。
なんてかっこいいんだ…
舞鶴高校のブラスバンド部の歴史に、彼らの名前は載っていないかもしれません。
ですが、ここにいる三代さんと先輩が、ブラスバンドをつくったのです!
…で、借用書の楽器は…?ボロボロだったので、お借りしたままでも問題は起こってないようです(笑)
ギターの話に戻りましょう。
ご覧のギターは、ブラスバンド部を去った後、高校生の時に購入したものです。
とても大切に使っていましたが、社会人になり、仕事の忙しさに、実家の押し入れに置いたままになっていました。
それを最近引っ張りだし、職人さんに預け、きれいにしてもらったのです。
どうしても直らなかったネックのそりは、付け替えるという大仕事で解決しました。
古い楽器ですから、経年による微妙なずれやゆがみがあり、取り付け作業は予想以上に難航したそうです。
職人さんも心を込めて再生してくださったのですね。
ギターは見違えるほど美しくなり、
これまで以上に、素晴らしい音色を響かせてくれるようになりました。
ギターのヘッドには、三代さんの息子さんのイニシャルを刻印しています。
いつか息子さんに使ってもらうために。
なんてかっこいいんだ…
そんな三代さんのリクエストは、松任谷由実/ビュッフェにて
ミチコも大好きな曲。
三代吉彦さんは今後、秋に開催される夢色音楽祭への出演を予定しています。
美しいギターの音色と、優しい歌声を、また聞かせてくださいね。
(本名は恥ずかしいからと、イニシャルのYMで活動なさっています)
三代吉彦さん!
じゃなくて、YMさん!
ご出演ありがとうございました。
また遊びにいらしてくださーい!
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