記事 > OBSラジオ > アニマジン > #animazine 『マケイン』、『小市民』ご当地アニメが熱い!/アニマジン 2024年9月22日放送
2024/09/22
大分放送 OBSラジオで放送中の『アニマジン』。4週目のコーナーは『さてつのアニリポ』。今回はご当地アニメが熱い『負けヒロインが多すぎる!』、『小市民シリーズ』の話題とドラマ化が発表された『ウイングマン』の話題でトークしました。
2024年夏アニメも終盤に入りました。今クールで注目したいのは『ご当地アニメ』の存在です。『負けヒロインが多すぎる!』と『小市民シリーズ』の2作品は背景に描かれるモデルとなった都市の街並みが魅力で、聖地巡礼に行きたくなります。また大分県でも新たな作品が誕生する予定です。
『負けヒロインが多すぎる!』は雨森たきび原作のライトノベルのアニメ化作品です。原作者の出身地である愛知県豊橋市が舞台になっています。負けヒロインたちの群像劇に目が向きがちですが、登場人物が生活する豊橋の街並みが精緻に描かれています。お店やグルメも細かに描かれていて、自治体も聖地巡礼に前向きに取り組んでいます。
『小市民シリーズ』は直木賞作家・ 米澤穂信原作のミステリー小説のアニメ化作品。こちらも原作者の出身地、岐阜県岐阜市がモデルになっています。小市民としてつつましく生きることを目指していた高校生の小鳩常悟朗と小佐内ゆき。このコンビ出会う謎に岐阜の景色が登場します。スイーツもモデルになったお店があるので注目です。
大分県でもご当地アニメになりそうな作品が発表されました。大分県宇佐市の宇佐神宮が舞台になる『こめかみっ!ガールズ』です。お米の神様の子供である7人の姉妹が食について学びながら成長していく物語です。アニメは2025年10月スタート予定で、声優オーディションが大分県でも予定されています。審査会場は何と宇佐神宮です。
アニメ作品では聖地巡礼の需要が作品人気のバロメーターになっている点があります。『負けヒロインが多すぎる!』、『小市民シリーズ』の両作品はファンが足を運ぶことで盛り上がっています。宇佐神宮が舞台の『こめかみっ!ガールズ』もファンが足を運びたくなるように応援したいです。
9月3日、ドラマ『ウイングマン』が10月22日からテレビ東京系でスタートすると発表されました。
『ウイングマン』は桂正和原作の漫画で1983年から1985年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された作品です。『電影少女』や『I”s』などで知られる桂正和さんの代表作のひとつに数えられています。特撮ヒーローオタクで変身ヒーローに憧れる主人公がその夢を叶え、ウイングマンとして活躍・成長していく作品です。
原作者の桂正和さんが特撮ヒーローのファンであるということから、『ウイングマン』をはじめ変身ヒーローがモチーフになっている作品が複数あります。『ウイングマン』ドラマ化に際しても、脚本開発から造形の制作など作品に深く関わっていることが本人の口から語られています。ドラマのクオリティに期待が持てます。
制作陣には監督・アクション監督に坂本浩一さんがクレジットされています。『パワーレンジャー』シリーズを皮切りに、『スーパー戦隊』『仮面ライダー』『ウルトラマン』の各シリーズに関わり、アクションに定評がある坂本監督。『ウイングマン』のドラマ化にはうってつけの人選です。また制作には東映ビデオも名を連ねています。
ドラマ『ウイングマン』は10月スタートなので、放送がスタートしたらまた改めてご紹介します。
『アニマジン』を聴き逃したあなた! まだ間に合います。radikoタイムフリー機能で放送後1週間聴き直すことができます!
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