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大山商事エコ物語(第70回)

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   2016/06/22

大山商事エコ物語

今回も、河崎さおりさんにお話しを伺いました!

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Q.では今月も、まず大山商事がどういう事業をされている企業なのかを

お聞きしたいと思います。

A:はい。

私たち、大山商事では、鉄くずや自動車、農機具などを買い取り、リサイクルしています。リサイクルの作業をする際には、環境にも配慮していて、なるべく重機を使用する時間を少なくし排気ガスなどの排出を抑えています。

 

Q:では、具体的には、どんな物をリサイクルしているんでしょうか?

A:鉄くずのリサイクル、鉄ではない非鉄金属のリサイクル、自動車のリサイクル、FRP船のリサイクルなどです。

 

Q:では、それぞれのリサイクル方法を教えて頂きたいと思うのですが・・・、

まず、自動車からお願いします。

A:はい。使用済み自動車の場合、解体処理を行った後、シュレッダーで小さく破砕し、鉄と鉄ではない物、いわゆる非鉄に選別します。その後、選別された「鉄」や「非鉄」は、原料として船やトラックで国内外の製鉄所へ運搬します。

 

Q:なるほど!では、次に農機具の場合はいかがでしょうか?

A:ディーゼルエンジンで動くトラクターや耕運機なども、基本的に自動車と

同じ処理を行って、リサイクルをします。

 

Q:あと、先程、「FRP船」もリサイクルできるとおっしゃっていましたが、

まず、「FRP船」とはどんな船の事ですしょうか?

A:FRP船の「FRP」とは、ガラス繊維などをプラスチックに入れ、強度を

強くしたものです。その特殊素材FRP、いわゆる「繊維強化プラスチック」で

造られた船がFRP船です。一般的に漁船やモーターボートなどがそうです。

 

Q:そのFRP船は、どうやってリサイクルするんですか?

A:まず解体して、その後 排出された「FRP破材」を細かくくだいたり、

選別したりします。その後は、セメントの原料としてセメント工場で焼成されます。

 

Q:船にはオイルなども残っていると思いますが、それらはどう処理するのですか?

A:はい。

オイルは解体前に抜き取り、再生油の原料として燃料等にリサイクルされます。

 

小田アナ:なるほど!よく、わかりました。河崎さん、ありがとうございました!

河崎さん:ありがとうございました☆

大山商事株式会社
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