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大山商事エコ物語(第43回)

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   2014/02/26

大山商事エコ物語

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『大山商事エコ物語』今月は大山商事株式会社 総務部広報・企画

河崎さおりさんにお話しを伺いました。

村津アナ:河崎さん、よろしくお願いします。

河崎さん:よろしくお願いします!

村津アナ:まずは、「大山商事」が行う“リサイクル”には、どのようなものが

あるのか、教えてください。

河崎さん:はい。

大山商事では、主に「鉄くずリサイクル」「非鉄金属リサイクル」「自動車

リサイクル」「FRP船リサイクル」など産業廃棄物のリサイクルを行っています。

村津アナ:なるほど。。。それでは、たとえば古くなった「自動車」のリサイクル

ですが、その解体処理は、具体的にどのような工程で行われますか?

河崎さん:はい。まず、大山商事では、1日平均200台の自動車処理を行って

います。使用済み自動車の解体処理は、まず、解体の事前処理工場で、

オイルやフロンガスの抜き取りを行います。その際に、エアバッグの処理も

行います。その後、自動車解体場へ持っていき、エンジンや足回りの鉄を外し、

シュレッダーにかけます。そのシュレッダーで「鉄」と、鉄以外の「アルミ」などに

選別を行います。

また、処理をする際に発生した「スポンジ」などのゴミは、専門の処理工場に

運んで再利用します。

村津アナ:処理が済んだ「鉄」や「アルミ」などの非鉄金属は、その後、どうなる

んですか?

河崎さん:船やトラックで国内外へ運搬し、利用されています。

村津アナ:なるほど!「ゴミを出さずに、再利用する」・・・徹底していますよね。

それでは、「農機具」のリサイクルはどのようにおこなうのですか?

河崎さん:トラクターや耕運機など、ディーゼルエンジンを搭載した物は、

海外でそのまま利用されることが多いのですが、それ以外の物は、自動車と

同様の処理をします。

村津アナ:「医療機器」はどうするのですか?

河崎さん:そのままの状態で中国などに輸出し、現地で分解・処理をしています。

村津アナ:それでは特殊な素材であるFRPと言われる「繊維強化プラス

チック」で造られたFRP船、(たとえば漁船やモーターボートがそれにあたる

そうですが、)そのFRP船のリサイクルは、どのようにするのでしょうか?

河崎さん:FRP船は解体した後、破砕・選別をして、高熱を加え、再利用

できるように処理を行います。また、オイルや油は、再び燃料として使える

ように処理をします。

村津アナ:なるほど!よくわかりました。河崎さん、ありがとうございました!

河崎さん:ありがとうございました。

大山商事株式会社
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