『大山商事エコ物語』、今回も

大山商事株式会社 総務部広報・企画 河崎さおり さんにお話を伺いました。

Q．まず、あらためて「大山商事」がどんな事業をしているのか教えて下さい。

A. ●はい。鉄くずや自動車・農機具などを買い取って、環境に配慮しながらリサイクルをしています。さらに産業廃棄物の処分も行っています。

Q.先月も、朝感ラジオリスナーのみなさんから頂いた大山商事さんへの質問に答えてもらいましたが、今月もお願いします。

A. ●はい。よろしくお願いします。

Q.では、まず一つ目です。

津久見市の１０代の男性の方から、

「自動車の解体処理は具体的にどのような工程で行うのでしょうか」との事です。

A. ●はい。まず、自動車の解体の前処理工場でオイル類やフロンガスを抜き、エアバッグの処理を行います。

そして、前処理が済んだ物は、自動車の解体場へ持っていきます。

解体場では、エンジンやサスペンションなどの足回りの鉄を外します。

この後、シュレッダーにかける訳ですが、シュレッダーでは、鉄とアルミなどの鉄ではない物、いわゆる「非鉄」と呼ばれる物に選別を行います。

１日平均、およそ、２００台の自動車処理を行っています。

Q.なるほど！よくわかりました。

では、次の質問です。

日田市の女性の方からです。

先月もこのコーナーの中で紹介しましたが、改めて教えてもらいたいと思います。「５Rについてもう一度聞いてみたいので教えてください」という事です・・・

A. ●はい。

リサイクルの話をする時によく使う５つの英単語の頭文字Rをまとめて「５R」といいます。その単語と簡単な意味を１つずつ説明します。

「リデュース」は、ゴミを出さない、

「リユース」は、ゴミになりそうなものでも、修理して再利用する、

「リファイン」は、出すゴミは、リサイクルしやすい用に分別する、

「リサイクル」は、ゴミは回収して、違う製品の原料として利用する、

「リコンバート・トゥ・エナジー」は、これらの事でも処理できないゴミの場合、燃やす時の熱を利用する・・・という意味です。

Q.ありがとうございます。では、最後の質問です。

大分市の女性の方から頂きました。

「社内見学を考えていますが、どんな内容で行っているのでしょうか？」

A. ●はい。

実際に見分けのつきにくい、「鉄」と「ステンレス」の区別などを、磁石を使って体験してもらいます。磁石に鉄はくっつきますが、ステンレスはくっつきません。

その他、展望台からは工場の様子が一望できる他、視聴覚室でリサイクルの過程がよくわかるVTRを見ていただき、最後に質問コーナーで皆様からの疑問質問にお答えをします。

 

良くわかりました！河崎さん、ありがとうございました！