毎月第4水曜日に「村津孝仁の朝感ラジオ」の中でお送りしています『大山商事エコ物語』。
今回は、大山商事株式会社 総務部広報・企画 渡邊未世 さんにお話を伺いました。
村津アナ:まず、「大山商事」がどんな事業をしているのか教えて下さい。
渡邉さん:はい。鉄くずや自動車・農機具などを買い取って、環境に配慮しながらリサイクルをしています。さらに産業廃棄物の処分も行っています。
村津アナ:先月も、朝感ラジオリスナーのみなさんから頂いた大山商事さんへの質問に答えてもらいましたが、今月もお願いします。
渡邉さん:はい。わかりました。
村津アナ:では、まず一つ目です。
大分市の女性の方から頂きました。
先月もこのコーナーの中で紹介したんですが、改めて質問に答えてもらえればと思います。
「5Rについてもう一度教えてください」という事ですが・・・
渡邉さん:はい。
リサイクルの話をする時によく使う5つの英単語の頭文字Rをまとめて「5R」といいます。その単語と簡単な意味を1つずつ説明します。
「リデュース」は、ゴミを出さない、
「リユース」は、ゴミになりそうなものでも、修理して再利用する、
「リファイン」は、出すゴミは、リサイクルしやすい用に分別する、
「リサイクル」は、ゴミは回収して、違う製品の原料として利用する、
「リコンバート・トゥ・エナジー」は、これらの事でも処理できないゴミの場合、燃やす時の熱を利用する・・・という意味です。
村津アナ:そうでしたね。
では、次の質問です。
日田市の男性の方から頂きました。
「使用済み自動車の解体処理はどうやるんですか?」との事です。
渡邉さん:はい。まず、自動車の解体の前処理工場でオイル類やフロンガスを抜き、エアバッグの処理を行います。
そして、前処理が済んだ物は、自動車の解体場へ持っていきます。
解体場では、エンジンやサスペンションなどの足回りの鉄を外します。
この後、シュレッダーにかける訳ですが、シュレッダーでは、鉄とアルミなどの鉄ではない物、いわゆる「非鉄」と呼ばれる物に選別を行います。
1日平均、およそ、200台の自動車処理を行っています。
村津アナ:ありがとうございます。
では、最後の質問です。
臼杵市の女性の方から頂きました。
「社内見学ができるとラジオで聞いたんですが、どんな内容ですか?」
渡邉さん:はい。
見分けのつきにくい、「鉄」と「ステンレス」の区別などを、磁石を使って体験できます。磁石に鉄はくっつきますが、ステンレスはくっつきません。
この他、展望台からは工場の様子が一望できる他、リサイクルの過程がよくわかるVTRも見る事ができます。
渡邉さん、ありがとうございました!
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