毎月第4水曜日に「村津孝仁の朝感ラジオ」の中でお送りしています『大山商事エコ物語』。
今回は、大山商事株式会社 総務部広報・企画 河崎さおりさんにお話を伺いました!
村津アナ:私は今、大分市豊海の「大山商事株式会社」にお邪魔しています。
『大山商事エコ物語』、今回は、
大山商事株式会社 総務部広報・企画 河崎さおり さんにお話を伺います。
~よろしくお願いします!
村津アナ:まず、改めて「大山商事」がどんな事業をしているのか教えて下さい。
河崎さん:はい。一言で言うと、鉄くずや自動車・農機具などを買い取って、環境に配慮しながらリサイクルをしています。さらに産業廃棄物の処分も行っています。
村津アナ:では、具体的には、どんな物をリサイクルしているんですか?
河崎さん:鉄くずのリサイクル、鉄ではない、非鉄金属のリサイクル、自動車のリサイクル、FRP船のリサイクルなどです。
村津アナ:なるほど~。では、それぞれのリサイクル方法を教えて下さい。先月も紹介しましたが、もう一度、自動車のリサイクル方法から教えてもらっていいですか?
河崎さん:はい。使用済み自動車の場合、解体処理を行った後、シュレッダーで鉄と鉄ではない物、いわゆる非鉄に選別します。その後、処理された、「鉄」や「非鉄」は、船やトラックで国内外へ運搬します。
村津アナ:次ぎに農機具の場合はいかがでしょうか?
河崎さん:ディーゼルエンジンで動く、トラクターや耕運機などは、海外でそのまま利用されることもあります。この事以外は、基本的に自動車と同じ処理を行うことでリサイクルしています。
村津アナ:リサイクルしているもので、「医療機器」というのもあるらしいですが・・・
河崎さん:はい。そのままの形で中国などに輸出して、現地で、分解したり、処理されます。
村津アナ:あと、先程、「FRP船」もリサイクルできるとおっしゃっていましたが、まず、「FRP船」とはどんな船の事ですか?
河崎さん:FRP船とは、特殊素材FRP「繊維強化プラスチック」で造られた船の事で、漁船やモーターボートなどがそうです。
村津アナ:そのFRP船はどうやってリサイクルするんですか?
河崎さん:まず、解体して、その後排出された「FRP破材」を破砕したり、選別します。さらに、セメント焼成などの処理も行います。
村津アナ:船などには、オイルなども残っていると思いますが、それらは?
河崎さん:はい。オイルや油は処理をした後、燃料として再利用しています。
~よく、わかりました。河崎さん、ありがとうございました!
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