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大山商事エコ物語

大山商事エコ物語・第5回

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   2010/08/25

毎月第4水曜日に「村津孝仁の朝感ラジオ」の中でお送りしています『大山商事エコ物語』。

「大山商事」は、主に金属くずのリサイクルや、産業廃棄物の処理を行っており、そのエコに対する事業展開が評価され、2004年8月には「環境マネジメントシステム ISO14001」の認証を取得しました。

今回は、大山商事株式会社 総務部 広報・企画 河崎さおりさんにお話を伺いました!

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リスナーの皆さんから頂いた質問にお答えいただこうと思います。

Q.まず、最初の質問です。
大分市の48歳・男性の方からいただきました。ありがとうございます!
『Q.大山商事では、エコに対してどのような取り組みをしていますか?』

A. はい。大山商事では、金属くずのリサイクルや、産業廃棄物の処理をしています。
こちらの工場には、1日およそ200トンの鉄くずが運ばれてくるんですが、環境に配慮しようと、なるべく重機を使う時間を少なくしたり、燃焼の際になるべく煙を出さないようにするなど工夫をして、排気ガスの排出を抑えています。
その際に、心がけているのが「ゼロ・エミッション」です。

Q.「ゼロ・エミッション」とは?

A. 廃棄物として捨てられているものを有効活用することによって、廃棄物の発生量を減らし、燃やしたり、埋められたりすることを極限まで減らす取り組みをいいます。
最終的には、産業廃棄物の埋め立て処分の量、すなわち最終処分量をゼロにしようというのが目標です。
大山商事でも、この「ゼロ・エミッション」を掲げ、将来的には廃棄物ゼロを達成 しようと努めています。

Q. なるほど。。。続いての質問です。
別府市の42歳・女性の方からです。ありがとうございます!
『Q.使用済みの自動車は、どのような工程で解体処理をするんですか?』

A. はい。
使用済み自動車の解体処理ですが、まずは、解体の事前処理工場で、オイルやフロンガスを抜き取りを行います。また、その際に、エアバッグの処理も行います。
その後、自動車解体場へ持っていき、エンジンや足回りの鉄を外し、シュレッダーにかけます。

Q.シュレッダー??

A.はい。
そのシュレッダーで「鉄」と、鉄以外の「アルミ」などの選別をします。
また、処理をする際に発生した「スポンジ」などのゴミは、専門の処理工場に運んで再利用します。

Q.処理が済んだ「鉄」や「アルミ」などは、その後、どうするのですか?

A.船やトラックで国内外へ運搬し、利用されています。

Q.「ゴミを出さずに、再利用する」・・・徹底していますね。

A.そうですね。
このようにして1日におよそ200台の自動車処理をおこなっています。

Q.なるほど。。。よくわかりました。
大山商事では、このようなリサイクルの工程をわかりやすく見学できるように「社会見学」の受付を随時おこなっているんですよね?

A.そうですね。
「社会見学」は夏休み期間中も受け付けていますので、子供会などでも是非ご利用ください。
尚、この社会見学の内容については、大山商事のホームページでご覧いただけます。
事前の予約が必要となりますので、詳しくはお電話でお問い合わせください。

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大山商事株式会社
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