皆さま、
明けましておめでとうございます(^^♪
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
1 月 4 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
今年最初の放送となった4日。
新年にふさわしく「夢」をテーマにした作品のご紹介をさせていただきました。
2023 年は、話題作が多く舞台ファンにはたまらない 1 年となりそうですが、
その中でも待望作の一つに私が挙げたいのは、「ファインディング・ネバーランド」です。
まさしく「夢」溢れる作品です。
皆さまご存じの「ピーターパン」の原作者であるジェームス・バリさんの実話に基づくストーリです。
劇作家であるバリさんが、スランプから抜け出せずにいるところ、ある家族に出会い、
子どもたちとの関わりを通して「ピーターパン」を書き上げ、劇場で「ピーターパン」を上演するまでを描いています。
大人になってしまった誰もが、遊び心を取り戻し、夢見ることを思い出すことができる感動の物語なんです。
そして、この「ファインディング・ネバーランド」には、
物語に込められた「夢」だけではなく日本上演に至るまでに長い道のりがあり、やっと上演することが叶った作品でもあるんです。
2019 年の上演予定が権利上の問題で、キャスト発表が為されていたにもかかわらず中止となってしまいました。
今回は、当時のキャストからは変更となりましたが、主演を山﨑育三郎さんと濱田めぐみさんが務められます。
お二方ともテレビでも大人気ですので、作品により一層の親近感がわく方も多いのではないでしょうか。
私もこれを機会にピーターパンの絵本やディズニー映画を見直したいなぁと思っています(^^♪
*ファインディング・ネバーランド公式 HP より
ミュージカルに「夢」をテーマにした作品が多いのは、ミュージカルの要素である“歌”・“芝居”・“ダンス”が「夢」を表現するのにぴったりな要素だからかと感じます。
たった一つの効果音で、観ている私たちはまるでタイムマシーンに乗ったかのように、いろんな場所に移動できちゃいます。
時代も場所も、音一つで私たちは移動させられちゃうのです。
オーケストラの演奏と俳優の歌声、ダンスが一体化するシーンは何とも表現できない感動が全身を走ります。
“舞台”は、まさしく非日常です。
そのストーリーを見聴きしながら、登場人物に思いを馳せ、笑ったり、涙したり、怒ったり…観ている私たちの感情は非日常と日常を行き来することになります。
そうです!舞台を観るのって、結構な体力を使うんですよ!(^^)!
現代社会で失われつつある「想像力」を蓄えるにも適していると思います!
ぜひ、一度舞台を体感していただけると嬉しいです。
また、舞台上だけではなく、「ファインディング・ネバーランド」のように、それを支える
舞台製作者の熱い思いを感じられることも舞台鑑賞の醍醐味です。
一つの作品を作り上げるのに数年の時間を費やし、最高の舞台をお客様に提供したいとい
う思いは俳優を含め、そのカンパニーが一丸となって初めて達成されるものだと思います。
2023 年、皆さまに“舞台”を味わう機会が訪れますことを心より願っています(*^-^*)
♪今日の曲
1 曲目:「ファインディング・ネバーランド」より「ネバーランド」
2 曲目:「オズの魔法使い」より「虹の彼方へ」(「風は虹色」がますます愛される番組となりますように…願いを込めて☆彡)
次回の放送は、1月 18 日(水)です。
ぜひお楽しみに(^^♪
ステージナビゲーター★飯田裕美
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