「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
9 月 11 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
今回は MC の實山加代子さんと一緒にお届けいたしました♪
台風でハラハラしましたが「音楽劇 ライムライト」の幕は無事に開き、大千穐楽を見届けることができました(^^♪
今回前半は、当日の劇場の様子をお話しさせていただきました。
1 日目は、学生さん無料席が設けられたということもあり、非常に和やかな雰囲気が際立ちました。
チャップリンが題材となったと言われる喜劇役者のお話ですので、要所要所でこっけいな動きや歌が流れます。
私も小さなお友達(小学 1 年生と 4 年生)と一緒に行ったのですが、公演からすでに 10 日経った今でも劇中の歌を歌い、動きを真似しています。
楽しい思い出になったんだと嬉しく思います。
2 日目はライムライトの大千穐楽ということで、県外からも多くの方がお越しのように思いました。
自由自在のアドリブが素晴らしく際立ち、笑い声も大きく響き渡りました。
大分をネタにしたアドリブには、ひときわ大きな歓声が沸きました。
「高いサバと高いアジ」・「鶏の天ぷら」・「温泉」など大分人がすぐに注目してしまうキーワードがふんだんにちりばめられました。
両日とも手拍子やスタンディングオベーションが為されて、私たち観客が舞台の最後のピースをしっかりはめ、舞台と一つに慣れた感覚を得ることができました。
2 日目、ビーコンプラザの電照掲示板には「大千穐楽おめでとうございます」の文字が!!
多くの来場者が記念に撮影していました。
素晴らしい舞台を招聘し劇場へ行く機会を作って下さったビーコンプラザの皆さま、大分を大千穐楽の地に選んでくださったライムライトカンパニーの皆さまに、
演劇ファンの一人として心から感謝申し上げます。
後半は、ラジオネーム〝まゆこさん〟から、「舞台用語を知りたい!」とご質問をいただき、「オーバーチュア」と「ゲネプロ」の意味をお伝えいたしました。
「オーバーチュア」は日本語で序曲という意味です。オペラやミュージカルでは、幕が上がる前に、オーケストラだけで演奏される曲です。
ケースバイケースではありますが、客席の照明を全て落とさず、オーケストラピットの中がある程度見える明るさで演奏が始まり、
曲が終わる頃に完全に客席もピットも暗くして、幕が上がる、というパターンが一般的かなと思います。
「ゲネプロ」は元はドイツ語で「Generalprobe(ゲネラールプローベ)」の略称です。
「ゲネラール」は「総合」、「プローベ」は「稽古」を意味する言葉で、最終リハーサルや通し稽古といった意味で使われています。
途中で止めたりせずに最後まで通し、本番通りに行うものです。
各セクションを合わせた最終総合稽古という意味です。
舞台用語は、これからも定期的にお伝えできたらいいなぁと思っています(*^-^*)
次回の O・A は、9 月 18 日(水)10:10~の予定です。
お聴きいただけますと嬉しいです。
お届けした曲
「アラジン」オーバーチュア
ブロードウェイバージョン
ステージナビゲーター★飯田裕美
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