「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
5月7日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
今回は、私が鑑賞してきた【レ・ミゼラブル】と【蒙古が襲来】の話題を中心にお届けしました。
まずは、マチソワした「レ・ミゼラブル」から。
マチソワとは、マチネ(昼)公演とソワレ(夜)公演を鑑賞することを言います。
私はこの日、博多座でレミゼをマチソワしてまいりました!
東京公演から先行販売等に47回エントリーするも落選、当日チケットを入手すべく当日券開始時間から電話をかけ続ける事1122回も取れず。私が今期のレミゼを観る日は果たしてやってくるのだろうか。。。と不安満載の日々を過ごしようやくこの日、列に入ることができました(^^♪
マルチキャストで迎える本作は、マチソワをしたとしても全く違うものが姿を現します。
同じ歌、同じ動きなのに不思議ですよね。
日本レミゼ初演から40周年を迎える2027年の再演も正式発表されました。初演以来、帝国劇場で上演されていましたが27年はまだ建て替え工事中ですので、どの劇場で上演されるかも注目です。
続いて「蒙古が襲来」についてお話しいたしました。
「東京サンシャインボーイズ」30年ぶりの復活公演!三谷幸喜さんが率いる劇団です。
今や誰もが知っているメイバイプレイヤー揃い踏み。そこに研究生として吉田羊さんが
参加。作・演出はもちろん三谷幸喜さん。
30年前の東京サンシャインボーイズ「罠」のパンフレットに、“30年後の2024年9月。新宿シアタートップスにて上演予定。タイトルは「リア玉」。主演は梶原善”と書かれていたんです。これがまさしく実現しました!
キャストも全員揃えば、裏方スタッフもほとんどの方が揃い、今回の上演となっているそうです。残念ながら2002年にお亡くなりになった、ドラマ“ショムニ”や“古畑任三郎シリーズ”などで有名な俳優、伊藤俊人さんもすごく自然な形で、時空を超えてご出演されました。そして、カーテンコールの時は彼の位置もしっかりと空けてラインナップされました。もちろん、芝居自体も楽しかったし考えさせられる場面も多い作品でしたが、この30年の時を経て、約束通りに上演をして、そこに当時と比にならないほど有名になった俳優の皆さんと裏方の方々までも集結するって、その形にはならないストーリーにも胸が熱くなりました。
最近は、プログラムの金額もどんどん高くなり、反してページ数は少なくなり、少し残念に思うことが多いのですが、今回のプログラムには大満足です。116Pに及ぶボリュームで、ぎっしり詰まりに詰まった内容の濃さでした。
ちなみに、現東京サンシャインボーイズ16名(客演演出家含む)の中に2名も大分県ご出身者がいるんですよ!
阿南健治さんと野仲イサオさん!ぜひ検索してみてください。きっと皆さまご存じの方だと思います!(^^)!
そしてそして、開演と終演のアナウンスは、山寺宏一さんと戸田恵子さん。終演アナウンスの戸田恵子さんはカーテンコールが終わったあとに、「もう、これ以上拍手をしても何も出ません!小林隆は次の公演に向けて昼寝を始めました。なお、わたくし戸田恵子はサンシャインボーイズの公演に参加したこともございません。」といった内容で、観客の笑いを誘いました。最後の最後まで三谷ワールドでサービス精神満載の時間でした。
次回上演は、2105年1月の予定です。
お空の上から、一緒に楽しみませんか?
♪今日の曲
“レ・ミゼラブル“から「民衆の歌」
歌:石丸幹二さん・石川禅さん・今井清隆さん・坂元健児さん
レミゼの鑑賞をすることを「列に入る!」というようになったのはこの歌がきっかけです。
「列に入れよ。我らの味方に」という歌詞にご注目です。
次回の放送は、5月21日(水)10時10分頃からです。
ぜひお楽しみに(^^♪
ステージナビゲーター★飯田裕美
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